Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


「自給知足な暮らし方」というMOOKが2023年3月31日に発売の予定です。

わたなべ家族の「ビンボー臭い暮らし方」じゃなかった「お金になるべく頼らない暮らし方」を紹介した「自給知足な暮らし方」というMOOKが3月31日、八重洲出版から発売されることになりました(いままだ必死につくっている最中ですが)。
MOOKというのはBOOKとマガジンの中間的な存在の本で、オールカラー116ページで税込1980円の予定。
表紙と裏表紙はなんとか出来上がっていて、こんな感じです。

⬆実はこれ、マボロシの表4(裏表紙)で、最終的にはちょっと変更しました。お楽しみに!(というほどのことでもないけど)。
サブタイトルは、「面白くて抜け出せない『Neo貧乏暮らし』の沼」。これは販売部からの要請で「お金をかけなくてもこんなにお得」というようなキャッチーなコピーを付けて欲しい、とのことでのギリギリの選択でした。

でも、これだけでは、ちょっと悲しかったので、ゴミのような小さな字でいいから、と入れさせてもらったサブサブタイトルは「あるいは、グローバルな資本主義経済を卒業し、戦争のない平和な社会を取り戻す方法!」。

中身の記事も大量生産&大量消費を前提に作られたモノはなるべく買わないほうがいいんじゃないか、っといった内容のものが多く、広告も入りにくかったようで広告部も苦労されたようでした(表4に広告が入らなかったのは著者としてはありがたかったのですが)。

中身をちらっと紹介すると、

  

全般には、暮らしを自分でつくること、をテーマにしています。
上のコーヒーの話もそうだけど、お金を払ってできあがったものを飲むんじゃなくて、どうせなら飲むまでの工程をも楽しみましょう! という提案で、そんなにお金をかけなくても楽しむことはできるし、そうすればそんなにお金を稼がなくてもいいし、そうなれば、時間ができるのでますます暮らしを自分でつくることができる、。そしてそれが楽しい、ということを紹介しています。そしてそれが唯一、大金持ちの資本家たちに貢がないですむ方法で、それが戦争のない世界につながるのではないか? と。(ちょっと飛躍してますが)。

戦争はいつもプロパガンダによって善良な市民の心の中に危機感がつくりだされ、敵はいつも常に悪者で、こちらは正義「正しい」という論理で始まるわけで、そうやって、われわれが汗水たらして稼いだお金を吸い上げられ、それで自衛のためと称して大量の兵器を買わされ、傭兵を雇われ、軍需産業だけがガンガン儲かる、下手をすると本当に戦争が始まってしまうという仕掛けなわけで、それだと軍需産業への経済の依存度はますます高くなってしまって、いつまでも戦争が必要な世の中が続いてしまうのではないか? 
 それに対抗できる方法のひとつとして「暮らしをつくる工程を自分で楽しむことで必要以上にお金に頼らない暮らしをする」というのがあるのではないか? 
得意不得意はあるから、みんながそれをする必要は必ずしもないけど、そうしたことに興味を持つ人がもう少し増えてもいいんじゃないか? というようなことをいくつかの実例をあげて書いてみたつもりです。
 発売はもう少し先ですが、読んでいただけるとうれしいです。

amazonでも予約注文が始まったようです。

町の本屋さんでも予約はできると思います。