完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


2020年、春

ウメとアンスは終わってしまったけれど、いまは、サクラとモモが満期。
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そして野良坊菜の最盛期。

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この季節が巡ってくるたび、毎年、いまが最高! と言っていたのだけれど、
今年は、言えません。

 

それでも季節の進行により、今年もいつものように田んぼの準備が始まりました。

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種モミの浸種と催芽が終わり、きょうからは播種の作業。

 

虫たちの活動も活発になってきました。

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玄関の前ではコツバメが待ち構え、人が通るたびに周囲を飛びまわって歓迎してくれます。


ミツバチたちの活動も活発になり、冬を越せなかった群れの採蜜と並行して、蜜蝋用に蜂の巣を蒸し、きょうは分蜂用待ち受け板を4つ吊るしました。

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この軒先のすぐ下に巣箱があります。

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こちらは、ハチたちが止まりやすいように、木を剪定してしまいました。人の都合のいい場所にネット付きの集合板を吊るし、もう一箇所は、いかにも蜂球を作りそうな幹の周囲の枝を切り落として目立たせると同時に、木の高いこづ枝に集合できないように、木の上部をバッサリ。自分の家の木だからできることとはいえ、モミの木には申し訳ないことをしてしまいました。

断崖の七里岩の雑木林たちがなんとなく全体に少し赤みを増してきました。芽吹く直前、落葉樹たちの芽は、少し赤みを帯びたつぼみのように色づきます。
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虫やヘビやクマのことが好きではない人もいるだろうし、自然とお隣り同士の暮らしはお金では解決できないことも多く、「足るを知る」、あるいは「不便を楽しむ」というくらいの心意気が必要だったりはするので、誰にでもオススメ!という生き方ではないかもしれないけど……、でもヒトは、もう少し分散して棲息した方がいいような気もします。