完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


電動軽トラ(ミニキャブミーブ・トラック)の亀マークから満充電までに必要な電力量の測定

ISOLAの有安さんから、電動軽トラの駆動用電池が空の状態から、満充電までどのくらいのkwh入るのか、機会があったら測定してみて欲しいとの依頼があったので、測定してみました。
一番大変だったのは、電池を使い切ることでした。
ガソリン自動車のように携行缶を持って走ることができないので、最後は家の近所を走りまわったとはいえ、電量計の目盛りがゼロになり、その後さらに「亀さん」マークが出るまで走りきるの
にはちょっと勇気が必要でドキドキしました。

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⇧そしてようやく現れた「亀さん」マーク。チャージゾーンの下にあるオレンジ色のマークなのですが、分かるでしょうか? このマークが出るとエアコンやヒーターが使えなくなります。一説には電池容量が15%を切ると、「亀」が出現すると言われています。

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⇧雲が流れてきてしまったりで途中で途切れてしまうと測定が複雑になってしまうので、今回は(車庫の屋根の太陽光発電ではなく)商用100V交流電源で、三菱純正ケーブル(AC100Vは公証10A))を使い充電してみました。

 

■充電開始■

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⇧空なので小さな電力量でも入りやすいのか830W前後で充電が始まりました。

■途中経過1■
3時間38分後、インパネの電量計では、4目盛りの位置まで充電されました。
ワットモニターによるとここまでの電力は3.09kWh。充電電力値は850Wでした。

■途中経過2■
5時間24分後、インパネの電量計の目盛りは、6目盛り。
ワットモニターの電力は、4.55kwh。このときの充電電力は830W前後でした。

■途中経過3■
7時間42分後、電量計の目盛りは、9目盛り(半分よりひと目盛り上)。
ワットモニターの電力は、6.50kWh。充電電力は852Wでした。

■翌朝(最終)■
19時間21分後。熟睡してしまい、すでに満充電になっていたのに途中で起きることができませんでした。

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インパネの電力量計は、満充電(16目盛り)の状態。走行可能距離(航続距離)は90㎞を指示。

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この時点での電力量は、11.58kWhでした。

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ただ、この時点でもなぜか満充電によるオートシャットオフは起きておらず、なぜか18Wが通電されてしまっていました。

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ということで、三菱純正AC100V10A充電ケーブルを使用して、商用電源である充電した際の空から満充電までのワットモニターによる計測値を大雑把に算出すると、
途中経過3のデータ(9目盛りで7時間42分=462分)から、1目盛りあたりは約51.3分必要で、満充電である16目盛りまでは、51.3✕16=約821分(830Wで充電したとすると830Wh✕821分÷60分/時≒11357Wh)で、

翌朝、19時間17分=1157分で11.58kWhだったので、

翌朝計測した1157分よりも51.3分✕16目盛り=約821分後満充電になっていたはずで、翌朝計測した1157分よりも、1157分-821分=336分前に満充電になっていたと思われ、その間、18Vが流れていたと仮定し、その分をマイナスすると、

亀さんマークから満充電までに必要になった電力は、11580kWh-(336分÷60分✕18w)≒11480=11.48kWhということになりそうです。
電池の空き容量によって充電に必要な電力は一定ではないと思うけれども、ざっくり計算すると、ミーブの電量計は16目盛りなので、ひと目盛り分充電するのに必要な電力量は、11.48kwh÷16目盛り≒0.7kwh/目盛りくらいでしょうか。

ちなみに、この電動軽トラの駆動用電池は、東芝の10.5kWhのSCiBリチウムイオン電池です。

 

■追記■2020年3月17日
Facebookの「EV for Earth」のグループでブログを紹介したところ、同じミニキャブミーブ乗りであり、リーフバッテリーをオフグリッド用バッテリーとして流用して使っている坂本耕太郎さんから、以下のようなコメントをもらい、EVオーナーの参考になりそうなので貼り付けさせてもらいます。

わたなべさん、丁寧な報告をありがとうございます。メチャ面白いです。


色々計算してみました。

まず、SCiBの10.5kWhをどう考えるか。

2.25V×117セル×40Ah=10.53kWh

ただ、SCiBは2.1?〜2.8Vあたりの電圧帯で使うみたです。 なので、満充電になるまで入る電気を計算すると
2.8V×117(直)セル×40Ah=13.1kWh


そして、ミーブ が放電ストップした値を15%として差し引くと

13.1kWh×15%=1.961kWh

13.1-1.961=11.135kWh入った?としたら、計算としてこの度わたなべさんが充電した電力量と似たような数字が出るかなと。



リーフバッテリーも3.5V〜4.1Vあたりで使ったと仮定して、4.1Vの満充電まで充電しようと思うと

4.1V×98(直)セル×65Ah=26.1kWh入る計算になります。 が、実際はデフォルトの3.75V×98セル直×65Ah=23.88kWhで24kWhという表記。

でも、満充電にするためには26kWhくらい必要。

という計算と理解があっているのでしょうか。