完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


縁の下の力持ちの補強

明日(24日)の0時33分が今冬最後の新月
そんなわけで、きょうは煙突ボックスの補修を中断して、朝から新月伐採の予定だったのでした。
ところが猛烈な強風。
以前、伐採の際の突風で大失敗をしているので、今年は2月の新月伐採をあきらめ、煙突ボックスの他にもうひとつ気をもんでいたリノベ中の中古住宅の方の作業、ジャッキアップとツカの入れ替えなどをしました。
室内の壁にヒビが入ってしまっていて、ジャッキアップして補修してからでないと、内装の漆喰塗りなどができない状態だったのでした。

以下は、その際の要点の覚書です。

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⇧大きなダルマジャッキが必要かと思いましたが、それほど大きくなくても家は持ち上がることが分かりました(2トン程度のものであがりました)。下に敷く板はブロックなどよりも大きめの切り株が安定感があり、いい感じでした(持ち上げている状態で傾いで倒れたりしないことが大切)。
一気に上げるとかしげるので、何箇所かを少しずつ上げるといいようです。
それなりにきしむので、サッシ(引違い戸など)は、戸車を調整し、クリアランスを多めに取っておくと良さそうでした(それをしなかったのでガラスに負担がかかった状態で、ちょっと焦りました)。
ジャッキを受ける部分はできるだけ広い面積で受けないと、木は柔ないのでくぼんでしまいます。近くにあった鋳鉄の灰皿で受けることにしました。凹型だったのでまるで専用品のような使いやすさでした。

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⇧当初、鋼製の束(つか)で受けようかと思っていたのですが、この部分、本来はデッキの根太が左右&前後に伸びていて、アウトリガーになっており、ぐらつきを防いでいたのですが、それがなくなってしまっていたので、傷みの激しいツカを入れ替え、合板でガゼットして、ぐらつきをなくすことにしました。

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⇧基礎のすぐ脇に溝が掘られ(食品保存などをしようとしたいた模様)、そのために基礎が傾いだり下がったりしていたのでした。写真は溝を半分以上埋めた状態で、当初は人が立って歩けるほどの深さの溝が床下に二箇所あったのでした。それなりに便利そうではあったのですが、それらを埋めるのも結構大変な作業でした(娘がほぼひとりでやった!)。
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⇧古いツカは、ジャッキアップしてみたらグラグラ。そしてボロボロ。そのあたりにあった廃材で新しく?作り変え、合板でガゼットすることにしました。
土台の上に少し縁があるので、将来的にはここに根太をかけて補強することもできそうです。

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⇧三箇所ジャッキアップし、スペーサーを入れて起こしました。

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⇧嵩上げ用のスペーサーには市販の基礎パッキンを使用。最終的には20ミリも嵩上げしたのですが、それくらいでちょうどいい感じでした。

そしてさすがは「縁の下の力持ち」。

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⇧基礎が下がってしまっていたことで、室内の壁にヒビが入ってしまっていたのですが、ジャッキアップしたら隙間がほぼ閉じました。そこでヒビ割れ跡を補修。ガラス繊維のメッシュテープを貼り、その上からジョイントセメントを塗りました。最終的には漆喰で仕上げる予定。

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⇧最後に、ホウ酸入りの自家製塗料を塗ってとりあえずは完成。
新月伐採はできなかったのですが、気になっていたジャッキアップ&ツカの入れ替え、そして内装のひび割れ補修ができたので、結果オーライです。
ソノウチ、時間ができたら、根太を拡張し、デッキを追加してアウトリガーとしたい、と、この家を主体的にリノベーションしている娘は言っているのですが、果たしていつのことになるのか?

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百姓には、やることがいろいろあって、「バケモノ」と「ソノウチ」はなかなか現れないのです。