足場に囲まれた姿がしっかり板についてしまった我が家。
巨大なジャングルジムに囲われているようで、台風のときもちょっと安心だったのですが、しかし、いつまでもお足場を借りたままにしておくわけにはいきません。
10月29日が足場解体の予定日で、前の晩までギリギリ、ヘッドライトを灯してこちらでやる作業(塗装やコーキングなど)を行い、やっとどうにか残っていた作業が終了させることができました。
足場の上でヘッドライトでの作業だと、下がよく見えないので、高所作業でも恐怖感はなくなることを発見。でもホントはかなり危ない!
でも、予定日の朝、起きたら雨。
さすがにきょうは足場屋さん、来ないだろう……と思って、雨でたくさん顔を出したきのこたちの収穫&出荷作業などをやっていたら、大型トラックのディーゼル音が!
てっぺん付近は晴れた日でも怖いのに、鋼板もパイプもツルツル滑る雨の日、しかも自分が乗っている足場を外し、あの重い足場板(大きなモノは10kgあるそうです)を両手離しで運びながらの作業。雨の中だったのに、あの量の足場を4人で1日で撤去してくれました。
夕方近くになって雨は上がり、霧に覆われはじめた頃、半年以上、足場に覆われていた家は元の姿に。
きのうまでは巨大なジャングルジムに覆われていた姿を毎日見ていたので、すっかりそれに目が慣れてしまっていて、取り払われたその姿は、霧の中、なんだか寒そうでもありました。
しばらくすると霧も晴れ、いつにない夕焼けで空が染まりました。周囲の空気が赤くなると共に、ようやく家としての落ち着きを取り戻したようでもありました。
事故もなく、どうにかここまで作業ができて良かった!
作業をしてくださった職人のみなさま、ありがとうございました!
これからも大切に使いたいと思います。