完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


電気自動車のユーザー車検

電気自動車で、初めてユーザー車検を受けてきました。エンジン車とは少し違いがあって面白い経験でした。結論から言うと、エンジン車よりも手軽でユーザー車検向き、のように思いました。最近、楽しいことがいろいろあって、いろいろなことをすぐに忘れてしまうので、忘れないうちにメモしておくことにします。
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⇧ついうっかり、車検を切らしてしまったので今回は仮ナンバーを借りて車検場に行きましたが、普通は車検が満了する1か月前から、有効期間を短縮することなく車検を受験することができます。

ということで、ユーザー車検でまず必要なのは、車検場の予約。ウチの電気自動車は軽トラなので、各都道府県にある軽自動車協会が窓口になります。
最近はネットで予約ができるので楽ちんです。ところが今回はたぶん私のミスで、ネットで予約したつもりでいたのに最後の完了ボタンを押し忘れたのか、当日現地で確認したら予約ができていなくて焦りました、が、事情を説明したらどうにか当日受付ということで受験させてもらえました。ありがたや。
全国の軽自動車協会での車検予約は、ここからできます。
(リーフなどの普通車は陸事が車検場なので、予約はこちらにになります)。

 

車検の予約ができたら、点検&整備を行うといいと思います。
昔と違って法律が改正され、車検後に整備を行う、ということでも良くなったのですが、ウチと車検場とは距離があって、当日、車検に落ちると面倒なので、車検で指摘されそうなところを中心に点検&整備を行いました。それとこの地域は冬季の融雪剤の影響で下回りが錆びやすいので、ジャッキアップのついでに下回りの防錆(ぼうせい)作業も合わせて行いました。

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⇧春、雪がふらなくなったら、下回りを洗車し、サビが発生しているところにはPOR15という強力錆止め塗料を塗布し、その後、フレームやロッカーパネルなどの袋構造部内部を中心に防錆ワックスをスプレーしておく、というのが寒冷地でクルマを長持ちさせるポイントではないかと思います。
ウチでは雪国である北欧スウェーデンで開発されたノックスドール700という無溶剤性(溶剤性の場合は毛細管現象で浸透していくは溶剤が中心となってしまう)の浸透性防錆ワックスのスプレーを愛用しています。実はこれ、ウチ(虫草農園&ビルダーズハウス)でも販売したりもしています。良かったら試してみて下さい。

話を戻します。車検のための点検&整備にあたっては、点検整備記録簿というものがあって、それをベースにチェックしながら行うと便利です。

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で、電気自動車の場合は、エンジンや給排気管、点火系となどがないので、点検記録簿の以下の緑枠で囲った部分は不要。そんなわけで、かなり楽ちんなのです。

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⇧エンジンがないわけだから排気ガスはでないので、排ガス検査のためのキャブや点火タイミングの調整なんていう作業も要りません。
車検で落とされやすいマフラーの穴も、マフラー自体が存在しないわけで、同様に、エンジンオイルのにじみや漏れで落とされることもないし、排気温度センサーの警告灯が消えないことでその日は車検が通せなかった、なんてこともないわけです。

さて、点検整備。記録簿に従って、各部を点検していきます。
軽トラの場合はボンネットがないので、ウォシャー液や冷却水などは座席の下にあります。

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今回ちょっと手こずったのは、ブレーキフルードのタンクの位置で、軽トラならでは。こんなところにありました。

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ダッシュボード脇、カバーを外したらブレーキのリザーブタンクを発見。

それともうひとつ、当日まごつかないように事前に調べておくといいのは、車体番号の刻印の位置。ミニキャブミーブトラックの場合は、助手席の座席の下、カバーを外すとそこに刻印されていました。(見つからない場合は、ネットで「車種名、車体番号の位置」で検索するとたいてい出てくる世の中です、ありがたや)。

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他に、注意するべきところとしては、発煙筒の有効期限が切れていないか(ユーザー車検の場合、稀に指摘されることがあります)確認しておきましょう。ユーザー車検によく行く人は、有効期限のないLEDタイプの車検対応の非常信号灯を手に入れておくのも手です。

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⇧足まわりの検査の際、センターナット(ホイールベアリングナット)に緩みがないか点検ハンマーで叩いて検査するので、センターキャップをあらかじめ外しておくといいと思います。

点検整備が終わったら、必要書類を揃えます。
1 車検証
2 自動車損害賠償責任保険証明書(新しく取る車検の有効期限よりも先までの自賠責が必要になります)。
3 自動車税の納税証明書(普通のクルマは県税で、県税事務所が車検場に併設されていることが多いのですが、軽自動車税は市税なので、紛失してしまった場合は市役所まで取りに行かなければなりません)。
4 ハンコ(認印でOK)
5 検査票(車検場でもらえます)
6 重量税納付書(これも車検場にあり、その場で印紙を購入して貼り付けます)。
7 継続検査申請書(車検場にあり)
8 バインダー(なくても問題ないけど、あると便利です)。
こんなところかなぁ。

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⇧山梨の車検場のおねーさんたちは親切、こんな風にバインダーに挟んで必要書類を提出すると、必要な順番に揃えてセットしてくれます。

 

これが検査証。

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⇧車検のラインに入ったとき、検査が終わると、これを読み取り機械に差し込むと合格の場合は「◯」が付いて出てきます。

 

そして特筆すべきことがコレ。重量税は印紙を買って台紙に貼り付けて納税するのですが、普通の軽自動車は6600円ですが、電気自動車はエコカーとして減税されていて5000円と1600円も割引してくれます。

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そしていよいよコースに。

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⇧コースに入る手前、こうして並んでいるときに、検査員の方がやってきて、車台番号の確認や、方向指示器、ブレーキランプ、ヘッドランプ、ワイパーやウォッシャー液などが正常に機能するかの検査があります。
このとき、エンジンが掛かったあとは、消えないといけないモニターランプ(たとえばシートベルトの警告灯)などが点灯したままだと、修理するように勧告され、修理できないと車検には受からないので、エンジンが掛かったら(電気自動車の場合は「Ready」の状態で、すべての警告のモニターランプが消えることをあらかじめ確認しておくといいでしょう。

また、山梨の軽自動車協会では、慣れないユーザー車検者は、ダッシュボードの上に初心者マークを提示しておくことになっていて(車検場で貸してくれる)、ラインを通す際など、係の人が付き添ってくれます。

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そしていよいよ、ライン突入。

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ライン上には電光掲示板があって、その指示に従って検査を受けます。

山梨(石和)の場合、まず最初にあるのは、排ガスの検査。
でも、電気自動車は排ガスを出さないので、この検査はパス。

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その後、サイドスリップ、ブレーキ、スピードメーター、ヘッドライト、そして最後に、足まわりの検査と続きます。

今回は、なんと、ヘッドライトの光軸で落ちてしまいました。

そんな場合は、車検場の近くにある予備検屋さん(地方によってテスター屋さんと呼ばれていることもあり)に飛び込みます。
予備検屋さんにも、車検場と同じテスターがあり、光軸を調整してくれます。今回は光軸調整のみで3000円でした。
車検場での検査は、その日のうちであれば、追加の費用なしで再検査を受けることができます。

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⇧ちなみにミニキャブの場合、調整ネジがヘッドライトサイドにあって、ふたつある穴の上の穴が上下の調整、下が左右の調整だそうです(穴の奥の方に調整スクリューはあるので、軸のかなり長いドライバー必要)。

再び車検場に戻って検査を受けて、今度は合格。
有効期限の記されたフロントウインドウに貼るシールをもらい、それを貼って車検完了。
検査&申請手数料は1400円。それに今回は予備検屋さんにお願いしたヘッドライトの光軸調整があったので3000円。重量税が5000円と自賠責の保険料2年分25880円。
合計で35280円でした(それと今回は仮ナンバーを借りたからプラス800円でした)。
手間はかかりますが、電気自動車の場合は検査項目も少なく、自分でやれば費用も安く抑えることができます。
しかも白州から石和の車検場までは、往復で100㎞以上あり、途中にいくつか無料の急速充電所があるので、車検場までの燃料代も無料。

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そして、EV for EARTH。
太陽光発電や天ぷら廃油発電で電気自動車を充電し使えば、化石燃料を買うために外国からお金を払って石油を買わなくても済むし、エネルギーまで含めて地産地消することができれば、産油国の紛争や戦争に加担することもなく暮らしていけるのでした。