完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


ニホンミツバチの採蜜(垂れ蜜と加熱蜜)

きょうは、久しぶりに日が出たので、焚付用に栗のイガを干しました。こうして一斗缶を半割にした手箕にいれてストックし乾かしておくと、ストーブに一気に流し込むことができて便利なのでした。f:id:musikusanouen:20181018234244j:plain
⇧そして真ん中の白い物は垂れ蜜採取中のタッパ。
スノコとネットを敷いたタッパウエアの中に蜜蓋を切った巣を重箱ごと入れ、その状態で日に当て温度をあげることで蜜がフリーランで流れでてくる、という手抜き採蜜です。

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⇧この上に、洗濯用ネットを敷き、その上に巣箱から切り離した重箱をのせました。

結果、重箱ひと箱で、垂れ蜜が3リットルちょっと垂れてくれました。
その後、ネットを敷いたザルの上で巣を蒸し、蜜蝋との分離で取れた加熱蜜が1リットル弱とれました。ありがたし。
さっそく味わってみたところ、それぞれに味が違っていて驚かされました。
垂れ蜜は、花の香りがして、香り高く澄んだ甘さ。一方、巣を加熱して取れた蜜は、複雑で濃厚な味(糖度はこちらの方が薄いのですが)。そして栄養価や薬効はこちらの方が高いそうです。
糖度は垂れ蜜が74度。加熱蜜は70度くらいでした(加熱蜜には蒸したときの蒸気が結露し混ざった可能性があります)。
この糖度だと、微生物の活動に対する糖度圧迫が効かず、気温が高い時期には発酵が始まってしまうので、糖度を80度近辺まで上げる必要がありそうです。
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ところで、1頭のニホンミツバチが一生かかって集めることのできる蜜の量は、ティースプーン一杯ほどとのこと。働き者の虫草農園メインスタッフさんたちに感謝しながら大切にいただこうと思います。ウォルナッツやメイプルのシロップと共に、糖分まで自然の恵みからいただけるなんて、ホント、ありがたい!