Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


網戸の取り付け

貧乏人であることに間違いはないのですが、でもあまりに見すぼらしいのもカッコ悪いので、「あんまり貧乏人ぽく見えない貧乏人」というのを、密かに目指しています。
ということで「エアコンの代わりに」と言ってはなんですが、暑いので、網戸を取り付けることにしました。
風通しを良くして家の中の温度を下げようという寸法です。これまでも網戸は付いていたのですが、壊れていたり破れていたりしてその役目を果たしてくれていなかったのでした。

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⇧家族からの要望もあって、まずは玄関の網戸を新調しました。
これまでは磁石のタイプが付いていたのですが、構造上、どうしてもスキマができてしまいそれを独自に改善したりして使っていたのですが、踏まれて破れてしまったりすることもあり、出入りにコツが必要で、これまではお客さんを惑わす複雑怪奇な網戸が付いていたのでした。

考えてみるとこれまで、いろいろなタイプの網戸を取り付けてきました。
マジックテープや磁石のタイプなどは手軽で安価なのだけれど、出入りがしにくかったり、スキマが生じてしまいおかげで夜中に蚊に悩まされたり……。磁石やマジックテープの網戸も出入りの頻度が少ないところだったらいいのかもしれません。

今回取り付けた網戸は、市販品ながらもフレームを金ノコで切断したりしなければいけなくて、取り付けに少し手間がかかるけれども、でもどうせ取り付けるんだったらやっぱりこのタイプがオススメかなぁ。巻き取り棒が網戸の真ん中にあるロールタイプで、これだと風にあおられてすそがまくれて、そこから蚊が入ってしまい夜中に悩まされるというトラブルも少ないのです。
本当は開き戸タイプをゼロから自作したかったのだけれど、ドアノブが干渉してしまうので、ドアとのオフセット量を相当に取らないといけなくて、母親の家に取り付けてみて調子が良かったので、市販のセンターロールタイプにしたのでした。


⇧今回取り付けたのは、真ん中に巻取り棒のあるこのタイプです。フレームを切るための金ノコもいちおうは付いていました。

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⇧こんな感じで網戸の真ん中に巻き取り棒があります。これだと風にあおられにくく、すそから蚊が入ってしまうということも少ないように思われます。



また、取り付けもただ普通に取り付けるだけだとつまらないので、ちょっと小細工をしてみたりもしました。網戸のフレームを扉のモールディング(枠)の中にいれて網戸を目立たなくしてみたり。

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⇧開閉のレバーも隠れてしまうので、モールディングに穴をあけました。モールディングの外にリモートにして木の枝か何かを動かすと扉が開く、というのも面白そう。

ということで、無事、新しい網戸がついたのでした。
昼間はさすがに暑いのだけれど、夕方になると山から涼しい風が流れてきて家の中を通り抜けてくれるようになりました。なんという贅沢!
それと同時に、玄関の網戸がスムーズに、ストレスなく開閉できるということがこれほど快適なことだったのかと家族で再確認。いままでの網戸があまりにも不便だった、ということで、エアコンもなく扇風機も故障中だったから、ということでもあり、世間一般からすると決して贅沢なことではないとも思うけれど、「網戸が付いた」というだけでこれだけ幸せな心持ちになれるのだから、やっぱり幸せなことなのです。

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