毎日いろいろあって、書き残しておきたいことや忘れないように書いておきたいことがたくさんあるのだけれど、夜になると健康的かつ猛烈な睡魔に襲われ、書きたいことが溜まってしまっています。で、とりあえずは、その日にやったことをなるべくその日のうちに書くようにしたい、ときょうは思ったのでした。
6月15日に孫分蜂した群れを取り込んだニホンミツバチの巣箱をのぞいたら、巣門のすぐちかくにまでハチがいて、継箱が必要なようでした。
急きょ、巣門と巣箱を作り、継箱をしました。
⇧箱が足りず、上原師匠からお借りしていた待ち箱に分蜂群を取り込んでしまっていたので巣門ごと継箱をしました。これまでも巣門ごと交換してきたのですが、巣門の数が少なく、以前すぐ隣の巣箱で使っていた巣門と入れ替えることになったとき、以前の臭いがついていたのか、両方の箱のハチたちがまごついているようだったので、暑い時期以外は、巣門はかえずに2アクションで継箱に臨もうかと思ってもいます。
巣箱の改良の方のメインは、夕涼みで夜、巣箱の外に出てきているハチが多いので、巣内の温度が高すぎる可能性もあり、底板にメッシュを貼って通風をよくすることにしました。
⇧これまではメッシュは木の枠で留めていたのですが、3ミリメッシュはかなり剛性があるので、M3のナベネジと平ワッシャーの組み合わせが良さそうでした(たぶんこんなにネジを打たなくても大丈夫だと思います)。
⇧抜いた板も取っておいて、冬はこれを使ってメッシュ部分をフタする予定。
もうひとつは、帰還するハチの着艦場所の改良。
着艦時に底板の木端に激突してしまうハチがときどきいるので、底板に傾斜をつけることで、木端への激突や底板の下側に回ってしまい底板のネット部分から入ろうとしてしまうハチ対策をしてみました。
⇧木端に激突するハチがときどきいるので木端が見えないように、そして着地しやすいように傾斜をつけてみました。
それと巣門の開閉も蝶板ではなく、ハチを挟むことがない取り外し式に変更。
⇧傾斜部分の裏側。こんな風にして傾斜面を固定しました。
そして気温の下がった夕方、無事、継箱の追加&巣門の差し替え、終了。
⇧上原師匠の箱と重田師匠の箱はサイズが異なるので、アダプターを作り、木端をテーパーに削るなどして、他の巣箱と同じく重田巣箱のサイズに移行することにしました(2種類あると両方の箱のスペアが必要になってしまうので……)。
ところで上原師匠の巣門は底板にではなく、側壁の上の方にあります(アルミのプレートのすぐ下が巣門。アルミのプレートは分蜂直後に女王バチをしばらく箱内に監禁するために取り付けました)。
着地面積が小さく着地しにくそうにも思ったのですが、これがなかなかいい感じで、激突したり着地に失敗したりするハチを見たことがありませんでした(穴のすぐ下の木の部分にス~っと止まります)。
巣門を上にあげてあるのは、スムシ対策だそうで、スムシの成虫は底板付近に卵を生み、そこを外勤バチが通ることで、ハチの体に卵が付き、上部の巣に卵を運んでしまうのではないか? との考察からだそうです。スムシによる害が酷くなったらこの方式、ぜひ試させていただきたいと思っています。