おいしいところを自分でやる暮らし方「手作りキャンパー」という選択。

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シャロムヒュッテ(安曇野)で手作りキャンパーのお祭りがあり、その帰りにあ~り~さんが我が家に寄ってくれる、とのこと。せっかくだから、その日はオープンデイのような感じにして多くの人にあ~り~さんの手作りキャンパーを見てもらおう、と考えたのでした。

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これがあ~り~さんの手作りキャンパー「まいまい2号」(クリックすると写真はそれぞれ大きくなります)。
将来的には天ぷら廃油で走れるようにと、ディーゼルのダットラをベースにキャンパーに架装したユニークなアイデア満載のキャンパーなのでした。

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まいまい2号は宿泊可能なキャンパーであると同時に「raphas table」という移動販売型のマクロビカフェになったりすることもあるのでした。

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とてもいい雰囲気の、葉っぱのデザインの天窓。

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屋根材の一部には、ビールのアルミ缶を鈑金して作られたこけらを使ってふかれていたり……。

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大根とシリコンシーラントが並んで干されて?いたり……。随所におとぎの国のような楽しさがあり、おもちゃ箱を前にしたこどもの心に戻れるキャンパーなのでした。

またあ~り~さんがなぜ「どうしてこのクルマを作ったのか?」というお話をしていただきました。お金のこと、経済のこと、人生のこと……、楽しいながらもいろいろと考えさせられる内容の講演でした。非常用持ち出し袋、という発想も面白かった!

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これに近い内容の講演を、11月30日(え、あ、あしただ)に、神奈川大学の平塚キャンパスでやるそうです。公開講座で一般の方の参加も可能とのこと。詳しくはこちらをどうぞ!

ところで、今回、わが家で行ったイベント、告知がイベントの4日前といういい加減さで、しかも平日。はたして人が来ていただけるのだろうか? と心配していたいのでした。

そして迎えた当日。なぜか素敵な手作りキャンパーたちが続々とやってきてくれたのでした。

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屋根裏部屋の窓から見た、外の景色。庭だけでは収まりきれず、道路側にも居たりします。

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↑これは最近、かこさんが手に入れた手作りキャンパー。軽トラキャンパーの場合、荷室を積み下ろしする際、荷室本体に単管のアウトリガーを取り付ける方式が多いのですが、これは荷台のアオリを開くと単管パイプを通すことのできるスペースがあって、そこに単管パイプを通して格子を組み、単管用のジャッキベースを使って荷台を持ち上げることができる、という構造。キャンプサイトに荷室を降ろし、軽トラだけで買い物に行けるのです。

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かこさんは、お知り合いの家具職人さんが作ってくれた手作りキャンパーを譲っていただき、その後、ご自身で内装などを自分で使いやすいように作り込んでいます。女性の場合は、そういう選択肢もありかもなぁ。しかしそれにしても、さすがに家具職人の方の作だけあって、荷台のアオリの使い方なども秀逸でよく出来ています。

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↑荷台のアオリが閉まるとこんな風になります。

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↑荷室内中央付近の床は「掘りごたつ方式」で足をそこに降ろせるので、座り心地も快適。さらには天井が低い割に(走行安定性がいい)、掘りごたつに座ると内部はとても広く感じられます。


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こちらは「ぴたらファーム」などでウーファー中のあつしさんのキャンパー(製作中)。わが家と同じく「使いながら、楽しみながら、作っていく」というスタイル? 
実際に形になってきてからのほうがアイデアが浮かびやすい、とかなんとかいいながらわが家の場合は作り始めてから20年以上も建つのに、まだ床の貼れていない部屋があったりいまだに未完成だったりもしますが…。

 

ところで、シックなこの軽バン。これも特筆モノのキャンパーでした。

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一見するとキャンパーとは見えない普通の外観。コンセプトはキャンパーに見えない「ステルス性のあるキャンパー」だそうです(バンタイプを流用することで雨仕舞いは完璧だし、雨の日に運転席から外に出ることなしに移動できるのも便利そう)。

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↑外装は最近流行のペールトーンの艶消し塗装(小さな凸凹が目立ちにくい)の手塗装。

 

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仕事もできる机付き。電装は屋根に載ったソーラーパネルから供給されています。

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キャブオーバーではなく、あえてセミボンネット型の軽バンを使っているので、荷室は少し狭いのだけれど、その分、運転席を前に出し、この部分に20センチフラットな部分ができると足を伸ばして快適に眠ることができるそうです。

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照明は間接照明。夜はカフェバー(死語か?)のような雰囲気のある空間になっていました。しかも運転席と荷台の間にもカーテンがあり、荷室内は外からは見えない構造。

 

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↑リヤハッチに付くノブは内部からドアを内側から開けるためのもの。ワイヤーなどでリモート機能を延長し、自作したとのこと(ロックもできる)。軽バンは普通、室内側からはリヤハッチをあけられないのです。
駐車スペースさえ確保できれば、他人に気兼ねすることなく、どこにでも気軽に泊まれる自由度がいいですね。
この奥ゆかしいキャンパーを作ったのは、あるときはちょんまげ整備士だったり、ユーチューバーでもあり、キャンパー研究家でもある渡邊亮紀さん。渡邊さんのサイトがまた充実していて時間を忘れて見入ってしまうのでした。


そしてもう一台、DuniyamaHills号。これがまた素晴らしい手作りキャンパーなのでした。

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おもむろにウマを置き、その間にキャスターの付いた板を渡すと……。

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なんと、家が、伸び縮みするのです。

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 ↑こんな構造。ちなみにこの薄い外壁材は、軽量化のために縦に裂いて薄くしたとのこと。

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 外枠を引き伸ばした後、内部のキャスター付きの台を引き出しベッドマットを敷くと、軽トラの荷台とは思えない広大なベッドスペースが出現します。

こちらは建築中の写真。断熱はストロー。藁が使われているそうです。

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Akiraさんのアルバムより建築途中の写真。
そしてこのキャンパーなんと1ヶ月半で作り上げたとのこと。
製作者のAkiraさんは、あのDUNIYAMA HILLの創作者なのでした。

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 ぜひこちらの動画をご覧ください。
こちらのサイトでもDUNIYAMA HILLについて詳しく知ることが出来ます。

来ていただいたみなさんから、たくさんの素晴らしい刺激をいただきました。
「ヒトが棲む」あるいは「生きる」ということをなるべく自分でやる暮らし方が、いま本当に、面白いと感じています。
それには、みんなが仲良く平和であることが大切。
Duniyama(ドュニヤマ)とはアフリカン音楽のタイトルのひとつで「世界中のひとが繋がり幸せになろう!」というような意味だそうです。

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楽しめる範囲でいいから、自分で暮らしを作りその楽しさを知る、そしてどうしたらより楽しいかを自分で模索し、考えながら暮らすようになったら、いまよりさらに楽しい社会になって、紛争だとか戦争なんてばかなことやらされる余地はなくなるんじゃないか? そんな話を交わしながら、この日の夜も更けていったのでした。
手作りキャンパーがあれば、気兼ねなく、庭先などに泊まることが出来ます。楽しい話題という美味しい肴で、お酒をちょこっと飲みながら、じっくり情報交換するためにも手作りキャンパーは最適なアイテムのように思いました。楽しかったなぁ。

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そうだ、そうそう、最後になってしまってゴメン。持ちよりポットラックで持ってきていただ料理の数々、とても美味しかった! ありがとうございました。ぴたらファームのみなさんが作ってきてくれた山梨地料理の「せいだのたまじ」初めていただきました。おいしかった。ありがとうねぇ。