完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


季節の作業、厳冬期前の土方仕事

 気合いを入れてスコップで穴を掘るのが好きです。夏にはやりたいとは思わないけれど、この時期は薪割りと共に、体を中から暖めてくれます。
 とはいえ、いまはそんな悠長なことを言っている余裕はなく、季節に追われるように土方仕事に精を出しています。このあたりは寒冷地なので、もう少しすると土が凍ってしまうのです。土が凍ると、土に穴を掘るのにツルハシや削岩機が必要になります。
 そんなわけでまずは、兼ねてから気になっていたJRコンテナの移動。ひとスパン、南に移動します。

↑JRコンテナは頑丈だけど重くて、ウチのユンボのアームではこれを持ち上げることはできないのですが、排土板のシリンダーであればうまくやると持ち上がります。コツは支点の位置をうまくセットすること。

↑端と端で持ち上げようとすると持ち上がらないのだけれど、こんな風に真ん中よりに支点を作ってあげれば荷重が小さくなるので排土板でリフトさせることができます。コンテナとユンボを鎖でつなぎ、リフトさせた状態で引っ張るとどうにか動きます。

↑日が暮れてしまい、気合いを入れて穴掘り。

↑凍結深度(40cm)より下に平らな石を敷き、その上にコンクリートの石柱を建てました。


 畑にも今のうちに点々と穴を掘っておきます。

↑冬の間、台所で嫌気発酵させた生ゴミや落ち葉などをいけるための穴です。


 若者は、土手に石を積み、自然石での土留めに精を出しておりました。

 ハーブ主体のロックガーデン&石垣イチゴの畑になるそうです。

 ヘビやトカゲ、それにオサムシなんかも喜びそうだなぁ。

季節に追われて……なんて、季節のせいにしているけれど、この手の作業はその気にならないとなかなかできず、実は季節に背中を押してもらっている、とも言えそうです。