完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


もうすぐ4月だというのに、氷の世界?

 ウメに続いて、サクランボの花が咲き始めました。ここ白州にも少しずつだけど、でも確実に春が近づいてきています。
 まずいなぁ、今年はまだキノコの植菌も、味噌づくりも醤油づくりも終わっていません。
 でも嬉しいことに今年は、咲き始めたサクランボの花にニホンミツバチがたくさん来てくれています。去年は、1頭も見当たらず、ビロードツリアブだけだったのに。

↑後ろ足の花粉カゴに花粉をたっぷり収納し、花から花へ、飛びまわるニホンミツバチ。おかげで今年は、ジャムが作れるほどにサクランボが採れる、かな?

↑こちらがツリアブ。ハチドリのようにホバリングしながら花の蜜を吸います。


 暖かくなってきたので、冬の間止まっていた農業用水がまた復活。とはいえ朝晩はまだまだ凍結の恐れがあります。
 先日、蛇口を締めて寝たら朝、配管が凍ってしまい水が出なくなってしまいました。寒冷地では凍結防止帯(配管に巻く電気ヒーター)を巻いていないところは、水をちょろちょろ流しておく必要があったりします。
 一度凍ってしまうと昼過ぎまで出なかったりするので、それに懲り、キノコ用の散水を前の晩、少し開けて寝たら、夜、冷たい風が吹いたらしく……たいへん美しいことになってしまったのでした。



全体に見るとこんな感じ。

↑写真の真ん中あたりにあるスプリンクラーが犯人です。でも水が流れ続けていたのでスプリンクラーは凍結による破壊から免れました。

 寒冷地では、うっかりするとひと晩でとんでもないことが起こるのです。
朝、蛇口が凍って水が漏れ、夜になって漏れていたシンクの排水口が凍って堰き止められ、ついにはシンクから水があふれ、そのあふれた水が部屋中に広がり、居間にスケートリンクができていた、などいう笑うに笑えない笑い話を聞くこともあります。スコップでは刃が立たず、氷はツルハシで割ったとか、春になって溶けるまで諦めたとか。
 と、まあ、それに較べたら、やっと出てきたシイタケのつぼみが凍ってしまったことくらい、まあ、たいしたことない、たいしたことない! と、自分に言い聞かせている春の宵、でした。