畑の冬支度

 このところ、暖かい日が続いています。
もう11月の中旬だというのに、まだ点々とブルーベリーが実っていたり。
これから熟すのか、まだ赤い実もあったりします。

 今年のエルニーニョは過去最大規模になるとの予報もあって、なんだかちょっと気味が悪いくらい。また、大雪が降るのかなぁ。
 でも、そのおかげで、畑の青菜たちは例年になく元気。

 ウチの畑は雑多で、こんな感じです。

 コンパニオンプランツというよりも、ひとつの畝の中にいろいろなタネを蒔くことで、小さな空間の中でもさまざまな生きものたちが混沌と暮らし、それによって誰か(主には草食系の虫)の暴走を食い止めようというコンタンです。
 それともうひとつは、霜が降りても、凍らないようにそれぞれが糖度を高め、助け合いながら生きながらえてくれるようにとこの時期は寒さに強い野菜を密植しているのですが、暖かいからみんなが元気に育ってしまってまるで満員電車並みの混雑状態。

↑手前がコリアンダーで、真ん中が玉レタス。両脇が赤からし菜で、その後ろがサニーレタス。そして最後列がまたコリアンダー。ホンダの管理機(サラダ)の車輪の溝にコリアンダーをまき、その間に野菜たちをバラまいています。

↑こちらも最前列がコリアンダーで、左がブロッコリーで右が玉レタス。そしてその後ろが小松菜で、最後が(小松菜の陰で見えないけど)コリアンダー

↑霜にあたって早々に座布団のようになったターサイと、このところの暖かさでロゼット化を見合わせターサイの上にのしかかるルッコラ、そしてそのスキマを狙う赤レタス……なんだか植物たちの会話が聞こえてきそう!
 とはいえ、このままの暖かさがいつまで続くのか分からないので、ボチボチと畑の冬支度もしています。

↑貴重な無農薬セロリが吹き飛ばされないように、北側をガードして八ヶ岳オロシから守ります。
 たまねぎも今年はかなり厳重。ビニールマルチと敷草とを比べてみたところ、沁みあがった土を踏み込みやすい敷草の方が成績が良かったので、今年はすべて敷草。しかも厚み10センチ以上でたっぷり敷きこみました。

 こんなに厚く敷けるようになったのは、高根のゆかりさんからのアドバイスによるもの。昨年までは苗を植えてから草を敷いていたのですが、先にたっぷり敷いて、その後、敷草をかき分けそこに苗を植えるといいですよ、と教えてもらったのでした。なーんだ、と思うかもしれないけど、こういうこと、なかなか気付かないんだよねぇ。ゆかりさん、ありがとう!
 さらに、実験してみたいと思っていたのが、苗の根っこを切る場合と、切らない場合、それと、乾燥した藁や腐葉土化した落ち葉など敷草の種類によって違いがあるかどうか? 札を立て条件をかえて、そのあたりの違いも実験してみることにしました。

 これまでは厳冬期に苗がしもげて、半分くらい溶けてしまっていたのでした。でも今年は、たまねぎのタネまきができず、道の駅で購入した(高価な)苗100本による勝負なので少数精鋭。万全を期して、寒冷紗で覆った上、北側にボサを置いて冬囲いをすることにしました。

↑3mくらいに成長したオオブタクサの枯れた茎を刈ってきて、アーチの北側に並べます。
↓さらにその上にボサを置いて北風が吹き込まないようにしてみました。

 一番最後に蒔いた野良坊と赤からし菜のウネは、地面の温度を稼ぐため、北側を盛り上げ、南傾斜のウネにしてみました。

 お正月のお雑煮の青菜になれば……という思いで蒔いたタネですが、ここ数日の暖かさで、急激に成長。
 こうして家族で作業をしていると、老犬ベリーも何か役に立ちたいとくわわりたがります。とはいえ、ベリーは霜を浴びて甘みのある青菜が大好物。人のあとをつけてきては、虫食いの青菜をちぎってくれることを待ちわびています。

 でもときどき、人の目を盗んでは、一番おいしそうなところを勝手に収穫。

 あ、バレた?