虫食い月桂樹のこと。

 畑のコスモスが美しい季節……というか、これが畑?と言われてしまいそうな景観ですが。

 農作物も「足るを知る」。頑張って「たくさんは作らない」ということにしてやっているのですが、それでも、季節になるとありがたいことに食べきれないくらいの野菜ができてしまうことがあります。
 そうした野菜を、週末を中心に「道の駅」に出荷させてもらっています。完全無農薬、除草剤はもちろん、(ケチだから)化成肥料も使っていないという畑で採れた野菜たちを、それを「ウリ」にして売っているのですが、それでも葉っぱに虫食い痕があったりすると、売れ残ってしまうのでした。
「無農薬栽培」というのは「虫と共棲する」ということだから、「虫食いのあるものをいただく」というのが本来の姿であるとも思うんだけどねぇ。
 そのため、出荷する野菜は葉っぱを一枚一枚チェックし、虫食いのあるものは「ハネ出し」ます。完全無農薬の場合、虫食いのほうが多いからハネ出されるもの方が量が多くなってしまうのですが……。
 クリなどはその典型で、虫食いのない完品は5個に1個くらい。そのためクリシギゾウムシの幼虫が必ず入っていそうな栗(10日もすればたくさん出てきます)をウチでは食べています。どなたか食べてみたい、という人はいませんか?(食べ方はコチラ)。 
 いまの季節、ルッコラがとっても美味しいのですが、でもそれは虫にとっても同じで半分くらいはハネダシになってしまいます。そしてそれらをわが家でいただいています。ただ、ローリエなんかはそんなにたくさん使うものではないので、ハネダシた虫食い葉っぱは捨てていました。
 そんなわけで、ちょっとむなしい思いで、虫食い葉っぱの切り落としをしていたのですが、きょう試しに、虫食いのある葉っぱを集めて、袋にビッシリつめ、ワケあり品「虫食い有り」と書いて格安で出荷してみたのでした。

↑こんな感じ(クリックすると大きくなります)。
 そしたらそれが売れてしまったのです。ふた袋だからたった200円だけけれど。でも、なんだか妙にうれしいのでした。