完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


虫食い月桂樹のこと。

 畑のコスモスが美しい季節……というか、これが畑?と言われてしまいそうな景観ですが。

 農作物も「足るを知る」。頑張って「たくさんは作らない」ということにしてやっているのですが、それでも、季節になるとありがたいことに食べきれないくらいの野菜ができてしまうことがあります。
 そうした野菜を、週末を中心に「道の駅」に出荷させてもらっています。完全無農薬、除草剤はもちろん、(ケチだから)化成肥料も使っていないという畑で採れた野菜たちを、それを「ウリ」にして売っているのですが、それでも葉っぱに虫食い痕があったりすると、売れ残ってしまうのでした。
「無農薬栽培」というのは「虫と共棲する」ということだから、「虫食いのあるものをいただく」というのが本来の姿であるとも思うんだけどねぇ。
 そのため、出荷する野菜は葉っぱを一枚一枚チェックし、虫食いのあるものは「ハネ出し」ます。完全無農薬の場合、虫食いのほうが多いからハネ出されるもの方が量が多くなってしまうのですが……。
 クリなどはその典型で、虫食いのない完品は5個に1個くらい。そのためクリシギゾウムシの幼虫が必ず入っていそうな栗(10日もすればたくさん出てきます)をウチでは食べています。どなたか食べてみたい、という人はいませんか?(食べ方はコチラ)。 
 いまの季節、ルッコラがとっても美味しいのですが、でもそれは虫にとっても同じで半分くらいはハネダシになってしまいます。そしてそれらをわが家でいただいています。ただ、ローリエなんかはそんなにたくさん使うものではないので、ハネダシた虫食い葉っぱは捨てていました。
 そんなわけで、ちょっとむなしい思いで、虫食い葉っぱの切り落としをしていたのですが、きょう試しに、虫食いのある葉っぱを集めて、袋にビッシリつめ、ワケあり品「虫食い有り」と書いて格安で出荷してみたのでした。

↑こんな感じ(クリックすると大きくなります)。
 そしたらそれが売れてしまったのです。ふた袋だからたった200円だけけれど。でも、なんだか妙にうれしいのでした。