完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


電気代のかからない冷蔵庫

 ウチには実は、電気代のかからない冷蔵庫があります。

 なぜ電気代がかからないか? というと、中の機械、コンプレッサーが壊れているから。
「じゃ、冷蔵庫の機能しないじゃん!」という声が聞こえてきそうですね。
 たしかに冷蔵庫にはならないけれど、でも、冷蔵庫以上に食品を長く保管しておくことができたりします。ちょっと手間はかかるけど。


 じゃーん、中をあけるとこんな感じ。

 しっかり煮詰めたトマトソースやケチャップ、ブルーベリーやアンズ、ストロベリーなどの自家製ジャム類、土用の陽射しで乾燥させたキノコやハーブ類、乾燥させた果実をラムやスピリタスに漬け込んだドライフルーツのアルコール漬け、あるいは焼酎やスピリタスで抽出した梅やアンズのタネなどの果実酒などなどが、仕込まれているのでした。

 電気を自給して冷蔵庫を駆動させるのは難しいけれど、薪や太陽熱などの再生可能エネルギーを使って、食品を保存する、そんな抜け道もあります、といいうお話でした。

 日なたに停めた自動車は、とても優秀な乾燥機。ついうっかり切り干し大根やドクダミを干してしまい、その後の臭いに閉口させられた、なんて失敗もあるけど、逆にアンズや月桂樹なら、天然の芳香剤になったりもします。

 畑からの収穫物がほとんどなくなってしまう冬に向け、暖かい季節のうちに、少しずつだけど、ストックを増やしていきます。