完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


桃の摘果と幼果のアチャール

スローライフ忙し症候群」なんて言葉に、田舎で農的な暮らしをする人の多くが共感するくらいに、自給的なスローライフは毎日忙しいのでした。
 この季節、田んぼに畑、果樹の手入れや道路の草刈り、それにお金稼ぎも少しはしないといけません。でも、我が家では「忙しい」という言葉を禁句にしました。「忙しい」はやめて「充実している」に変更。そんなわけでこのところ、実に充実した毎日を過ごしています。言葉の力は偉大。これで気分がすっかり変わるのだから不思議です。
 この間、ピンク色の花が咲いていたかと思っていたのに、桃の実がもうこんなに大きくなっていたのでした。もっと早く摘果をしてあげなければいけなかったのですが、慌てて摘果をしています。

↑これでも今年は少なめ。多い年には200個くらい袋掛するのですが、でも食べることができるのは、その内の半分くらいか? それも共選場のハネダシよりもさらにランクが低い虫食いキズだらけの桃ですが、でも完全無農薬で木成り完熟なので味は悪くありません。

↑脚立に乗ってじっくり作業。不思議なことに桃の葉ローションは肌にやさしいのに、この作業をやると体がかぶれます。オビカレハは毒毛を持っていないはずなのだけどなぁ……。

↑こんな感じで摘果後、袋掛けをしていきます。この袋は二重になっていて、収穫前に外側の茶袋を取り、光を入れてモモを桃色に色付けます。
 これはちょっと実験。

カメムシなどに刺された跡のあるモモがその後、どんな風に成長していくのかを観察するため、中に入れた桃の状態を袋の外側に記載しておきます。

↑虫食いを中心にこの5倍位の摘果桃が収穫出来ました。
我が家ではこれをアチャール(インド風漬物)に加工して保存します。

↑インド人のレシピを参考に適当にアレンジしてアチャール(香辛料入りピクルス風保存食)を作る娘。果肉には本当はグリーンマンゴーを使うのですが、食感が似ていることから我が家では摘果モモを使っています。

↑この状態ではまだ未発酵なのですが、それでも十分美味しいのでした。瓶詰め後ボールにご飯を注ぎ足し、ボールの壁にわずかに残っているアチャールをご飯によく混ぜ、それを(素手で)いただきます。「うーん」という声と共に思わず顔がにこやかになる美味しさなのでした。
 あー、きょうもとても充実していました。おやすみなさーい。


追伸:レシピを知りたいとの問い合わせをいただきました。
Vahさんのこの動画が参考になります(特に4分30秒あたりからが最高!(笑))。