たしかに、これは「釈明とお詫び」というよりも、彼からの「メッセージの伝達」。
でも、それでもいいような気もする。
どういうわけか日本の学校では、一番大切な自国の近現代史は教えない。歴史上の人物をアイドル化し、読んで面白い物語を作る司馬遼的な価値観が蔓延してしまっている。でも現実の歴史はそんなワクワクするようなものではないし、勝者の側から記述されるものが多いが、勝者がいつも正しいわけでもない。
少なくとも彼、三宅洋平からのメッセージは、考える「きっかけ」になると思う。本当は坂本龍馬は武器商人から資金援助を受けていた使いっ走りだったのではなかったのか?
A級戦犯の被疑者であった岸元首相は、米国の傀儡政権を日本に作ることを条件に、米国との司法取引によって他の戦犯たちがの処刑が行われた翌日に無罪開放されたのではないか? 学校で教えない以上、自ら調べ、考え、学ぶキッカケは必要であると思う。