Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


真空管式太陽熱温水器なら寒冷地でも使える、のだろうか? その1

やっと晴れました!

しかも、快晴!

温水器をセットし、配管が終わってから初めての晴れ! 期待に胸を膨らませて、データ取り開始です。

午前7時30分 タンク温度11度C。日の出から1時間ほどで、日の出とともにパネルに太陽は当たっているのですが、タンクの温度は昨夜と同じです。

8時30分 タンク温度12度C。思いのほか、温度があがりません。
パネルの南東にモミの木があって、それによって日が遮られてしまうからだろうか?

9時30分 13度C。
10時30分 15度C。
11時50分 20度C。温度が上がってはいますが、まだ20度C。

これはやっぱりモミの木がいけないのではないか、と、苦渋の選択の末、木を切ることに。

電柱を隠すために植えた小さな実生のモミの木だったのですが、20年近い歳月でかなり大きくなっていたのでした。

日当たりの邪魔になる上部だけを伐ったのですが、それでも2m以上あります。欲しい方がいたらさしあげます。クリスマスツリーとして誰か使っていただけませんか? 先着一名、早い者勝ち。

13時30分 26度C。気温は14.8度C。
13時50分 28度C。これが最高気温でこのあとは、
14時00分 27度C。と温度が下がってしまいました。
これはやっぱりどこかおかしい……と、温水器を点検。
安全弁(タンク内の内圧が高くなりすぎた際のリリーフバルブとして圧力弁がついています)を操作して、中の水をチョロっと出してみたところ、ヤケドしそうなくらいに熱いお湯が出てきました。
いろいろ探った結果、温度計のセンサーをしっかり奥まで入れたら、温度が突然上昇。ほっ。
14時05分 45度C
16時20分 46度C これがきょうの最高点で、その後は、
21時00分で44度C
22時45分では43度でした。
タンク容量は200リットル。このくらいの温度まであがれば、お風呂は太陽熱だけでどうにかなりそうです。
 とりあえず、きょうは、お風呂の蛇口が壊れていることもあって、家風呂はパス。どの程度、温度が下がってしまうものか?このまま明日の朝まで様子を見てみることにしました。

追伸 翌朝日の出前、気温2.7度(暖かな朝でした)で、タンク内の温度は41度C。予想以上に保温されています。
朝、お湯を使ったら38度までさがりましたが(使った分、水が補給されるので)、現在再び上昇中です。


このあと、温水器の組み立てや設置工事、ボイラーとの組み合わせなどなど、つまりは大失敗の数々を紹介させていただく予定です。乞うご期待?

太陽熱温水器は寒冷地でも使える、のだろうか? その後」に続きます。