完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


土手草刈り……(の、ちょっと便利な道具)

 夜になってまた雨が降ってきました。今年の白州は雨が多く、植物たちが元気です。そんなこともあって、畑の土手の草刈りの頻度も、いつもの年よりも少し多めだったりもします。 

↑でも、娘がお年頃になって、刈払機を使えるようになったので、親は大助かり。
 ところで、ウチの土手草刈りはちょっと変わっています。丸坊主ではなく、どちらかというとモヒカン刈り。
 個人の好みで野草の一部を残して刈っています。そうすると植物が多様化し、虫達の種類も増えて、生物が多様化してくれます。詳しくはコチラや、コチラをご覧いただけるとうれしいです。

 土手草刈りでは個人の好みでスミレ類を残しているので、幼虫がスミレを食草とするヒョウモンチョウ類も種類がだいぶ増えてきました(写真はウラギンヒョウモン、たぶん)。
 で、土手はいま、こんな感じ。

 残している野草たちがある程度の株になってくれると、草を刈る面積も減ります。
 ただし、刈払機で株のキワまだ刈るのは難しく、また、株の中の残したくない草を刈ることは(刈払機では)できません。
 そしてそこに登場するのがこの秘密兵器。

↑オフクロが使っていたノコギリ鎌の柄が壊れてしまったのですが、どうせなら、ということで、なが〜い柄を付けてみました。

 そしてこいつがなかなか調子がいいのです。腰をかがめることなく、立ったままの姿勢で株元ギリギリの草を刈ることができます。ノコギリ鎌なので、刃を動かすスピードは必要ありません。スルッと株元に刃を差し込んで引っ張るという要領です。さらには残したい植物の株の中に生えてきてしまったススキやハルジオンなんかも、選抜して刈ることができたりします。

 写真は、キクイモの群落の中に混ざっているハルジオンを抜いているところ。
 ところで皆さんはノコギリ鎌、研いで使っていますか? ノコギリ鎌は研げない、あるいは研ぐのが大変、と思っている人が多いように思うのですが、実はノコギリ鎌、比較的簡単に研ぐことができます。それは刃裏を研いでしまうという邪道な方法。ノコギリの歯自身はだんだん小さくなってしまうのですが、最終的に「歯」がなくなったとしても「刃」は残るので、普通の鎌のようになってしまうけど……使えます。いつまでもノコギリ鎌として使いたい場合には、大工道具のノコギリの目立てに使う目立てヤスリで研磨してあげればいいのですが、全部をやると大変なので先端部だけ目立てしてあげると、残したい株の中に生えてきたハルジオンやススキなどの一本刈りをする場合に便利だったりします。


 大鎌の使い方についてフェイスブックで盛り上がっているついでに、動画をひとつ貼っておきます。
「Scythe」(サイ)と呼ばれる洋モノの大鎌。欧米では娘たちは適齢期になるとこれを使うみたいです。研ぎ方も芸術的!



追伸:大鎌はどこで売っているか?というお問い合わせをいただきました。

 日本の大鎌は、金物屋さんやホームセンターで売っています。田舎の駅前商店街の古くからある金物屋さんなんかが、昔の値段で売っていたりして狙い目だったりするのですが(たとえばお隣のおおえさんは富士見の金物屋さんで安く購入したとのこと)、でも、それでもまだ高価だから、ウチは主に農機具は、田舎のリサイクルショップを物色し、中古品を手に入れています。
 西洋大鎌は、イギリスのアマゾンをのぞくとたくさんあります。