いずれ春になれば、雪は溶ける……。

 いろいろあったけど、大雪のおかげでいいこともありました。ひとつは娘のユンボの操縦技術が上達したこと。ユンボのスゴイところは、レバー操作だけで女性にも(子供にも)ゲーム機感覚で操縦が可能で、しかも大人の男、数人分の働きをしてくれることです。ウチのユンボの場合、時々プーたれて動かなくなることもあるにはあるけど。

で、いま彼女は何を掘り出しているかというとクルマ。


 どうせ春になったら雪は溶けるのだから、と思っていました。だからクルマの雪おろしを慌ててする必要もないと。
 ところが、旧車雑誌オールドタイマーには「廃車体街道をいく」という街道に打ち捨てられている廃車を紹介するページがあります。そのページをふと思い出したのでした。雪国の廃車は、比較的程度のいい個体であっても、必ず屋根は凹んでいるのです。
 それを思い出し、慌てて、掘り出すことにしたのでした。
「たしかこのあたりにあったはず……」。
「おっ、なにか出てきた!」

「水中メガネだ!」(←雪中ゴーグル状態ではありますが)。

 ところが残念、時すでに遅し、屋根は凹んでしまっていたのでした(涙)。

 ところがところが、屋根の雪をおろし、少ししたら「ベコン」という音と共に凹んでいた屋根が元の形に復活したのでした。ジープ(J36)もまったく同様でした。
 ホッ!


 除雪道具はどれも満身創痍です。ユンボセルモーターを交換後も、インジェクションポンプから燃料が吹き出したり、リターンパイプが外れたり、マフラーのステーが壊れたり(危うく油圧ホースを破損するところでした)、冷却水が漏れたり……。でもどうにかこうにか、頑張ってくれて難局を乗り切ることが出来ました(春になったらもう少ししっかり整備をしてあげるからね)。

 ユンボだけでなく、最近は人もときどき壊れます。

 大活躍のママさんダンプも、紙の破れた金魚すくいのようになってしまいました。

 でもおかげで、こんな素敵なスノーダンプを手に入れることが出来ました。赤いフレームに磨き出しのアルミのバケット。まるでホンダの古いレーサーのようでしょ!

 雪かきで汗をかいたあとは、冷たいビール。孤立終盤、残るアルコールはビールだけになってしまったのでした。
 そういえば孤立から開放されて3日ほどたつけど、まだコンビニにもスーパーにもホームセンターにも行ってないなぁ。納豆が切れてしまったので、大豆をゆでて納豆を作っていたりします。