Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


明日は……地域通貨の収穫祭。

 国という組織を手に入れた権力者たちは、我々から吸い上げた税金を使い、それを大手広告代理店に払って、スポンサーを通じて圧力を掛けてくる時代に勇気あるテレビキャスターたちが立ち上がった、というちょっとシリアスなブログを書いていたら……、階下からなんとも言えないいい香りがしてきたのでした。

 明日は地域通貨「わくわく」の収穫祭がお隣のおおえまさのりさんの家で行われます(とはいえ歩いていくと40分くらいかかるのですが)。その際、どうにかして次の海外留学の資金を荒稼ぎしようという娘が、家で採れたコリアンダーシードをフライパンで炒ってそれをすり鉢でパウダーにしていて、それが匂ってきたのでした。
 薪ストーブの上には大量のタマネギ炒め……。明日のメニューは、フィリピンのバギオで教えてもらった地元料理チキンティノーラと、南インドの英語&インド料理学校で教えてもらった魚のカレーだそうです(そこに炒ったコリアンダーパウダーが使われるみたいです)。ご飯はぬかくどで炊きます。
 出来上がったものがおいしいかどうかは知りませんが、匂いはまあ、とりあえず素晴らしい! そしてそれがいま、家中に充満しています。
 というわけで、直前ではありますが、収穫祭のお誘いです。
たとえ日本円を使ったとしても、少なくとも消費税を介さずにすむつどい、地域通貨わくわくの収穫祭が明日、行われます。場所は、〒408-0317山梨県北杜市白州町下教来石489
地図はこちら
 参加は自由。誰でも参加できます。
 午前10時頃からわくわく時間(かなりルーズ)で、ボチボチはじめます。
今年採れたもち米でお餅つきをしたり、ミュージシャンの人たちが音楽を奏でてくれたりします。そうそう、KUMAさんが、遊棒パンをやってくれるという情報も入ってきています。
 また今回は夕方、暗くなるころからは、おおえさんが執筆された『魂のアヴァンギャルド―もう一つの60年代』出版記念として60年代アメリカでのドキュメンタリ映画の上映などもあります。夕方はかなり寒いです。暖かな装いでどうぞ。
 参加は無料(でもフィリピンの地料理や南インドのカレーを食べようとするとお金を取られたりします、でも少なくとも消費税はフリー)。
 ギブ&ギブン。収穫の喜びをみんなで分かち合う収穫祭です。もしよければ、どうぞお出かけください。マイカップ、マイハシ、マイスプーンなどを持ってきていただけるとありがたいです。