完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


我が家にあるヘンテコリンな椅子たち


 天ぷら廃油のメーリングリストで、ペール缶をイスにする方法が話題になっているので、その関連でちょこっと写真をアップします。
 下の写真のような製品があるのですが、ときさんから「値段がちょとねぇ、500円くらいだったら……」という投稿がありました。

 そこで提案。
 ペール缶チェアー用の専用のフタというのもあるのですが、それでも1200円とかするのですが、そこでまずこれを購入します。

 送料別で540円なのですが、このお店は一回の注文に付き送料500円なので、何人かでまとめて購入したとえば10個まとめて購入できれば、1個当たりの送料は50円にすることができます。
 で、まずはこれの座面と足を分離(プラスのネジを4本緩めるだけで簡単に分離できます)。そして座面をペール缶のフタの上に載せれば、ペール缶チェアは完成。これ、内部にモノを収納可能で、外(土の上)でバーべキャーなどやるときに便利だったりします。
 一方、外した足は、つや消しの黒で塗装します。つや消しの黒のスプレーは198円のものでも着色性がよくてムラもでにくく、誰でもきれいに塗装することができます。

 で、代わりに座面にはこんな板を取り付けます。写真のものは、廃材の板(2"×12"、ツーbyトゥエルブ材の切れっぱし)の周囲を面取りして、表面は石目彫りしてみました。

 こちらは娘の作。芯のズレたクヌギの丸太をチェーンソーで輪切りにして、それの表面を石目彫りし、オイル仕上げにしたもの。オイルには賞味期限の切れた天ぷら油を使っています。普段、天ぷら廃油をクルマの燃料としているひとたちからは、天ぷら油なんか木に塗ったらベトベトしない? ってよく言われるけど、それはこぼしたときの量が(面積に対して)あまりにも多過ぎるからで、ウッドワックスを塗る要領でかなりたっぷりしみこませてもベトベトするようなことはないのでぜひ試してみてください。特に、丸太の輪切りのような導管に対して垂直に塗る場合はかなり浸み込みが良かったりします。

 こちらは切端(せっぱ)と呼ばれる製材時にでる廃材を使ったイス。ポニーにまたがる感覚で、ヒトのお尻は意外とフラットではない座面にもフィットします。また、外で雨ざらしになるイスは、皮を剥いただけで(繊維を刃物でせん断していない)状態の方が長持ちします。また、キクイムシの跡(食痕)も模様として面白いのでそのまま採用。

 こちらは栗の小枝とアオツヅラフジの組み合わせ。まずは適当に、栗の枝をコーススレッドで固定し、それを隠すようにアオツヅラフジを巻いています。
 皮付きの枝を材として使用する際は、いっときでも外に放置しないこと。新月に伐採し、その後、すぐに屋内に取り入れて乾燥させないと、キクイムシやテッポウムシ(カミキリの幼虫)の餌食になってしまいます。