完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


排気量52cc、ブレード長20インチ(50センチ)で、新品9800円のチェーンソー

 きょうは新月。2月の新月は忙しいのです。
 来月3月の新月は、春を前に木々はもう水揚げを始めているので、建材用、あるいは薪用に、もし今シーズン伐るんだったら、きょうの16時まで(2月10日の16時20分がジャスト新月)、ということで焦って仕事をし、ようやくきょうの午前中、最後の原稿と写真を宅ふぁいる便に乗せることができました。
 というわけでお昼ご飯もそこそこに、シンデレラタイムの16時まで、クリ、クヌギケヤキ、ミズキなどの木々をバッサバッサと伐りました。(とはいえ伐ってあげたほうが林や周囲の木のためにはいい、と分かってはいても、なんだか心は痛みます)。

 で、今回、何が書きたかったか?というと、特筆事項はチェーンソーなのです。上の写真のチェーンソー、排気量は52㏄で、ブレード長さ20インチ(約50cm)という比較的大きなチェーンソーなのですが、中国製の新品で値段は9800円だったのでした(ネットを探すともっと安いもの(さらに半額)もありましたが、このメーカーは修理用の部品の供給も行っている、とのことだったのでこれに決めました)。ハイガー産業というところで売っているチェーンソーで、残念ながらいまはもう少し高くなってしまっているようです。
 仲間からは「辞めた方がいい」「ケガでもしたら返って大損だよ」「すぐ壊れるよ」「お金をドブに捨てるようなもんだ」「長く使えないと最初から分かっているものを買うなんてボクのポリシーには合わないな」「安倍よりオマエの方がイノセントだ」などなど相当にひどいことも言われたのですが、へそ曲がりな性格なため言われれば言われるほどに、興味がでてしまい、はたして新品ながらも9800円のエンジンチェーンソーとはいったいどんなものなのか? 見てみたい、触ってみたい、さらには衣を脱がせて中身を見たい……と男心をくすぐられたのでした。

 というわけで買ってしまったのでした。
 プラスチック成型部品のバリはひどいのですが、キャブやプラグまわりを見る限り、とりあえずはエンジンはかかりそうです。

 燃料とチェーンオイルを入れ、チョークを引いてスターターを引いたらあっけなくエンジンはかかってしまいました。スターターは、ロープをゆっくり引いてもかかる、という(私にとっては)いわく付きの最新イージースタート式です。ときどきロープが戻らなくなってしまうことはありますが、それでも少しすると、恥ずかしそうに大急ぎで引っ込みます。

 ただ、さすがは9800円というところもいくつか見受けられます。工具が付属品としてついてくるのはありがたいのですが、その精度がもの凄く悪くて、あと2〜3回使ったらナットを舐めてしまうのではないだろうか?というくらいに甘かったりします。13㎜(2分の1)なのに、14mmまで緩めることが出来という親切設計? あるいは、相当にしっかり固くキャップを締めないと、燃料やチェーンソーオイルが漏れてしまったり……、そして……かなり重いです。
 でもとりあえず、きょう使った限りでは、大排気量と大重量のおかげかトルク感はあるし、大きな木でも比較的安定して伐採ができる感じではあります。今後も継続して使ってみて様子を報告したいと思っています。
「高価であっても、いいものを大切に長く使う」というのも、もちろんそれはそれでいいことだと思うのですが、「安いものであってもシンプルなものであれば、それを大切に長く愛用する」というのも悪くはないのではないか……などと(いまは)思っているのでした。