完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


七草がゆの備忘録

 このところなんだか毎年この時期になると、いつも同じことを調べている気がします。そんなわけで備忘録。春の七草のひとつ、ホトケノザのことです。
 七草粥が始まった平安や室町の頃のホトケノザは、現代和名のコオニタビラコ(葉がクレソンに似てるけどキク科植物)で、もちろんこれは食べられます。
 現代和名のホトケノザ(レンゲに似た花色のシソ科の野草)は普通は食べません。多く摂取すると下痢を引き起こすイリドイドという成分が含まれていますが、美味しくないので普通は大量に食べることはありえないそうです。
 で、現代になってホトケノザと間違われることの多い外来種であるヒメオドリコソウは、葉や茎まで紫ピンク色系で毒草然としているけど特に毒成分は含まれていない……ということを、なんだか毎年、記憶が不確かになってしまって調べてしまいます。
 とはいえ、薬効のある薬の多くは毒でもあるわけで、なにをもって毒というのか……。いずれにしても、ウチの七草がゆはかなり適当。畑にある緑色のもので食べられそうなものを適当にアレンジしています。
 今年は緑だけでなく、赤カブの漬物とショウガも。これにごま油とお醤油をちょこっと垂らしていただきます。朝の光が射し込む食卓で食べる七草がゆは、とびきり美味しいのだから、ホトケノザにちょっぴり毒があろうがなかろうが、そんなことどうでもいいのだけれど……。