我らが大将、ケンジーがトモコさんと共に、にこやかに写っていたかと思ったら、レストレーションの話も出ていました。
斎藤環さんに教えてあげたい。レストアは確かに復古かもしれないけど、クルマの場合、そのレストアにも二種類がある、ということを。ジンクフォスフェイトの溶液に漬けてサビを取ったり、それでも処理しきれない場合は防錆鋼板を溶接で切り貼りしたりすることを主にレストレーションというのだけれど、サビ穴にガムテープ貼ってその上からパテ付けし、何年かするとバレるのが分かっているのに穴はなかったことにしてしまう、というその場しのぎの方法もあって、それは俗に「ヤンキーレストア」などと呼ばれていたりします。竹やり、出っ歯なんていうのは、その手法で作られていることが多かったりします。
再稼働させれば現状では処理方法さえ決まっていない放射性廃棄物がますます増えてしまう、ということは、子供にもわかることなのに、それをどうするのかもまだ決まっていないというのに、その場しのぎで再稼働させてしまうというは、まさにガムテープ鈑金。
とにかく痛快なので、読んでみてください。斎藤環のヤンキー論(画像をクリックすると拡大します。ひとつに収まらなかったので写真はふたつに分けてあります)。