メディアの種類によって流れてくる情報が大きく異なります。

 NHKのニュースではどんな風に報道されているのだろう? ちょっと気になったので、久しぶりにテレビをつけてみました。一ヶ月ぶりくらいだろうか? 
 ある程度、予想していたことではあるけれど、ネット上(特に本名で情報を発信&共有しあっているフェイスブック上)の情報と、同じテーマのニュースなのにあまりに内容が異なっているので、驚きました。
 いま、(私の周りの)フェイスブック上では、暴力的な反日デモに「反対する」中国の市民たちの情報であふれています。

 上の写真は中国、杭州のミュージシャンらが反日デモを止めようとプラカードを待ち始めている、というニュース。「中国人は……」などとひとくくりで語ることはできません。
 以下は、友人のコメント。
「中国国内には反日暴動に否定的な人も多数いる。恣意的な情報に一喜一憂して国を1人の人格のように評価するコト自体がナンセンス。中国人が全員反日感情を抱いていると思うのは「日本人は全員空手が上手い」と思うのに近い。国民感情がある方向に傾くと「誰が得をするのか?」を考えることが必要だと思う。中国人を一括りに語れない。」

「この先で反日デモが行われているから、日本車はここで迂回したほうがいい……」というサインを段ボールに走り書きし、それを掲げて交差点に立っていたひとりの青年の行為が中国のネット上で大きな支持を集めている、という情報も写真と共に出まわっています。

日本のマスコミはこうしたことをなぜ報道しないのか?不思議です。


 この画像も、中国のツイッタ―−−「微博」でいま話題になっている画像だそうです。暴徒化したデモ隊に対して高校生が「暴力反対・愛国には理性を」のプラカードを毅然とした態度で掲げていたとのこと。この画像が微博に載せられた瞬間、瞬く間にリツイートされ、今リツイート数は万を超えたと紹介されています。そして彼らこそが「中国の希望」だと。
 フェイスブック上では、戦争を警戒する情報もたくさん流れています。

「モノの見方と教育」ということでいうと、満州事変の引き金となった「柳条湖事件」のことや、アメリカがベトナム戦争に介入するきっかけとなった「トンキン湾事件」のことを知らない中国の人たちやベトナムの人たちはまずいないけれども、これほど教育水準が高い日本なのに、(自作自演による捏造であることがほぼ確定している)これらの事件について知らない人は案外多かったりします。外の国のことは見えやすいけど、日本ではそういう教育が行われている、ということでもあるように思います。

 あるいは、今回の反日デモを煽動したのは、なんらかの組織なのではないか?という情報もいまネット上ではたくさん出まわっています。

 Tシャツの下には防弾チョッキを着ていて、耳にはイヤホンを差している連中が反日デモを煽動しているという情報は、フェイスブックユーザーの間ではかなり広まっているけれど、テレビしか見ないひとの多くは知らなかったりします。デモ参加者たちは、バスで大量に送り込まれている、という情報もあったりします。こうした情報の真偽の判断は難しいのですが、もしも間違っていた場合にそれは間違いだと指摘するスピードと拡散速度もネットは速く、映像と共に送られてくるこうした情報は、権力者たちがテレビ放送を使ってプロパガンダを行おうとした場合の抑止力にはなる、と私は思います。
 そしてただひとつ事実なのは、
「福島で行われている甲状腺検査で、「のう胞」率は、6〜10歳の女子の54.1% 11〜15歳の女子の55.3%となっており、男女では43%にもなっている」というニュースがすっかり色あせてしまっていることです。