かなりアクロバティックな作業ではありましたが、54B(古いスカイライン)のエンジンのヒビ割れ補修、どうにか直りそうな目途がつきました。シャボンテストの結果、漏れはどうにか止まりました。オールドタイマー誌の読者の方から、助け舟をたくさん出していただきました。ありがとうございました。
その模様は次号(126号8月26日発売)のオールドタイマー誌で紹介させていただきます。溶接でヒビが拡大しないようにつなぎ、ある程度の剛性を確保し、その後、溶接では塞ぎきれなかった細かな穴をハンダで埋めるというのが、この種の修理では正解だったかもしれません。期せずしてベストな結果になった可能性があります。
締め切りギリギリまで作業をしていたので、畑や庭は草ボウボウ。きょうは朝から草刈りの予定でした。ところが頼りの草刈り機の調子がどうもよくない……。テンショナーを緩め、ベルトを外し、ロータリーを降ろして裏返してみたら原因解明。ここまで変形するものなのか?というくらいに刃は見事に曲がっていました。これを万力で挟んで叩いてフラットに直します。この修理に3時間を費やし、その後、あわててかまどに火をつけます。
↑本来は、フラットな刃なのですが、あめ細工のようにくねっと曲がってしまっていました。
↑かまど、と言ってもこちらもまだプロトタイプです。燃焼室を畜熱性に優れた石で囲い、ロストル(ステンのパンチング材)へはコンクリートブロックの穴から空気が供給されます。ブロックの穴をレンガでふさぐことでロストルの下から入る吸気の量を調整。でもまだまだ改良の余地はたくさんあって、燃焼室内に五徳を置き、鍋を石の中に沈みこませるようにしたほうが鍋の側面にも輻射熱が当たり熱効率はよさそうです。
↑トマトは、鍋で容量が半分くらいに煮詰め、煮沸&脱気した空き瓶に詰めて保存します。と同時に、食べてみて美味しいトマトからタネ採りをします。写真はタネの周囲のゼリーを分離するためビンに入れ、日当たりのいい窓際において発酵させているところ。でも、このゼリー状の物質、カエルの卵と一緒で、タネ蒔き後、乾燥した日が続いたときに水分を蓄えるための働きをしているようにも思えます。だからうまくこのまま乾燥できれば、そのままゼリー状物質を分離せずに乾かしたほうがいいような気もします。ホーリーバジルなんかは、乾燥したタネに水を含ませると、見事にカエルの卵のような状態になるんだよなぁ。
↑おまけの写真。今年はどうもオオムラサキの当たり年みたい。写真の中にはカナブン5頭、カブトムシ1頭、スミナガシ1頭、そしてオオムラサキが9頭写っています。見つかりますか? 写真をクリックすると少し大きくなります。