完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


土手草のぐうたら管理法

 雨が降ったりやんだりしています。ただいまの気温は17度C。薪ストーブを再稼動させたいくらいの涼しさ。雨に煙ったカンゾウの花を見ていたら、ニッコウキスゲが咲き乱れる霧が峰を連想してしまうくらいの涼しさでもあります。

 というわけで、畑の脇の土手でカンゾウの花が咲き始めました。カンゾウ(オレンジ)のほかにも、ナンテンハギ(紫)だとか、ハクチョウソウ(白)だとか、ビョウヤナギ(奥の黄色)、それにアナベル(白)やロシアンセージ(手前のブルー)なんかも花を咲かせ始めました。
 実は今の季節、本来だと、土手の草刈がけっこう大変なのです。多くの勤勉な農家の方たちは刈払機を使って土手草を短く刈り込んで管理します。芝生のようでとてもきれいでそれも好きな景観のひとつなのですが、でもそれには1シーズンに何回も刈り払いを行わなければなりません。
そこで、その労力を少しでも軽減できないか?と思ってはじめたのが、畑の土手も植栽スペースにしてしまうという方法。この方法なら、草刈りは一切不要……というわけにはいかないのですが、でも、どうせある程度手間をかけて管理するのであれば、そこに虫のエサとなる植物や山野草など好きな草花を植えて草刈りするスペースを極力少なくしてしまおう……というのが、我が家のやり方。ぐうたら農法です。
 まあまあ、うまくいっているように思います。比較的楽に、ぐうたらに管理する秘訣は、残す植物をどの位置に植えるか?ということかなぁ。土手の刈り払いは普通、下からと上から両側から行うと思うのですが、ちょうどその間のあたり(下から刈る量を多くしたほうが作業が楽なので、位置としては土手の肩の少し下のあたり)に残す植物を多く植えると管理が楽です。
 以前にも紹介しましたが、平らな部分はできるだけ、自走式のロータリーモアで刈り込みます。のり面も下の方はできるだけロータリーモアで刈り、残ったのり面の部分を刈払機で刈ります。まずは下から扇型にストロークさせながら刈ります。そして最後に上から刈って仕上げます。土手草刈りの具体的な方法に関しては、このページ「土手の草刈りと草残し」を参照にしてください。

↑雨の中、オオムラサキのメスが羽化しはじめました。