きょうの夕方‥‥、
富士山の北、ちょうど甲府盆地のあたりに、
見事なレンズ雲が現れました。
フェイスブックでもレンズ雲に関する情報をいただきました。ありがとうございます。長野の富士見や安曇野でもきょう、レンズ雲が見れたとのことでした。
実は少し気になることがあって‥‥、今月13日にX級クラスの太陽フレアがあり、この規模は2011年の3月10日ほフレアに匹敵する規模とのことで、少し心配しています。電磁波による直接的な影響は8分後に届くのだそうですが、その日ウチでは原因不明の1分程度の停電がありました(高圧線の近くだからだろうか?)。近くのランの温室のファンも止まったのでウチだけではないようなのですが、東電の停電情報には載っていません。また、その影響が一番大きく出るのは磁気嵐で、磁気嵐が一番強くなるのが、きょう(16日)あたりだそうで21日あたりまで警戒が必要とのことです。
以下ウィキペディアより
(太陽フレアが生じると)、8分程度で電磁波が到達して電波障害が生じ、数時間で放射線が到達。数日後にはコロナからの質量放出が地球に届き、誘導電流が送電線に混入し、電力系統がおかしくなる。ただ単に停電するのではなく、電機・電子系統に瞬断やEMP(電磁パルス)被害が出る。特に宇宙空間にある衛星(通信衛星、GPS,気象衛星、偵察衛星など)や、巨大なアンテナとして働く送電線の被害が起こる。転載終わり。
今回のフレアは規模としては昨年の3月10日のときよりも少し小さいようなのですが(2011年3月10日フレアはX1.5で、今月13日のはX1.4)、ただし今回は地球全域が正面からまともに磁気嵐に掃射される珍しいパターンだそうでちょっとそのあたりのことが少々気になっていたりします。(大規模な自然災害が起きてしまった場合を想定したシュミレーションくらいは家族で行っておいてもいいかもしれません)。
脅すわけではないのですが、太陽フレアによる磁気嵐による影響はいろいろ記録があって、過去には日本(関東地方)でもオーロラが見えてしまったり(1958年)、カナダのケベック州では磁気嵐を受けてしまい全域の電力網が破壊されてしまい、復旧までに数ヶ月かかった(1989年)、などということもあったそうです。
現状では津波による電源喪失ばかりがクローズアップされていますが、太陽フレアに限らず、自然現象の多くはどんなことが起こるか予想がつかないわけで、いまこれほどまでに深刻な事故を起こしてしまっている原発は、(日本に限らず地球規模で)一刻も早く稼動を止めてもらいたいと思います。
そしてきょう、各地で脱原発をアピールしてくれた多くのみなさん、ありがとうございました。