Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


デモも大切だけど、パブリックコメントでの意見表明も重要!


 野田首相に「原発の是非は国を二分している……」などと言われないためにも(脱原発を願う人の方が圧倒的に多くて二分などしていないように思う)、デモに参加することも大切だけど、政府に直接、有効に意見を届ける方法としてパブリックコメントで意見をしっかり表明しておく、ということもとても重要なことのように思います。
 以下のURLから「エネルギー・環境に関する選択肢」に関してのパブリックコメントを発信することができます。締め切りは7月31日までとのこと。
https://form.cao.go.jp/aec/opinion-0027.html
「エネルギー・環境に関する選択肢」のパブコメに関する説明は、以下のPDFファイルにあります(PDFであるというあたりにもなんだか悪意を感じるのですが……)。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf


 私もさっそくパブコメ、送りました。
「土、森、畑、田んぼ、友人や家族……」などなどこれまで長年に渡って築き上げてきたものすべてを根本から奪ってしまう可能性のある原発はいますぐゼロになって欲しい、また、製造にしてもサービスにしても、効率化を進めれば進めるほど雇用は悪化するのは明白で、経済のシステム(=エネルギーの選択)を手間やコストがかかったとしても循環型のモノに変えていかなければ、社会システムは維持できなくなるように私は思う、などと書いてパブリックコメントを送りました。ついつい熱くなってしまい長々と書いてしまったのですが、短い方が、しっかり読んでもらえるかも、と少々反省しています。
パブリックコメントを募集し、その結果「原発ゼロ」を希望するパブコメが圧倒的な数であれば、さすがにそれを無視することはできないように思います。9条排除あるいは憲法改悪などに利用されてしまう可能性のある国民投票よりももしかしたら、安全で有効な手段、と言えるかもしれません。今回のパブリックコメント、ぜひ多くの人に送っていただきたいと思います。ご家族やお友達にも伝えていただけるとうれしいです。



↑ところで……、もの凄くたくさんある代替エネルギーの選択肢のひとつに、山や工事現場で捨てられてしまっている薪をエネルギーとして(いい加減に)使うことで暖房や調理で使用する電気を少なくする、という方法があります。手間はかかるけど、安全で環境にも優しい……、手間がかかるということは、その分、人による労働が約束されているということでもあります。お金を稼ぐ仕事だけが労働ではありません。雇用という考え方が失業者を生むわけで、エネルギーと同時に、雇用や労働ということの本質もしっかり考え直す必要のある時期にきているのかもしれませんね。


追記:
友人のQさんから、フェイスブックに以下のようなコメントをいただきました。
 ゼロシナリオでも2030年まで となっているで、意見のところに現在停止中のものを再稼働させずに全原発廃炉に向けて即準備せよ、とかなるべく早く廃炉、とか附さないと結局それまでにどこかを再稼働させる口実にもなりかねない。巧みな文章にかけては悪知恵をはたらかせるのが大得意なのが官僚たち。ぼくらはお人好しだからすぐ良い方に捉えがちだけど、やつらのしたたかさには、怒りを通り越してこっちの馬鹿正直さ加減を思い知らされることあまた。
 ……確かに。