完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


古館伊知郎と生放送

 インターネットが面白くて、最近はテレビを見る機会がなくなってしまいました。一応、カラーテレビ(しかもブラウン管ではなくて最新の液晶のタイプ)があることはあります。元々はパソコン用モニターだったものなので、サイズは小さいけど。でも残念ながら、集落から離れているのでテレビ朝日は映りません。でもその代わりに、ツイッターフェイスブックから、テレビの情報は流れてきて、気になる情報はユーチューブなどで見ることができます。便利な世の中になったものです。
 きのう3月11日に生放送された報道ステーションという番組のことがいま、ちまたでは話題になっているようです。
 昨年末のこの番組内での報道に「原子力ムラ」から圧力がかかったということを、この番組のキャスターである古館伊知郎は生放送の中で明言しています。また、今回(きのうの放送でも)、原発事故が想定外の津波ではなく別の要因に起きてしまった可能性について報道することができなかったといいます。たとえ降板されようとも、今後は本当のことを伝えたい、そしてそれが、被災者への敬意だと……。

 この情報を流してくれたarataさんも書いていましたが、原子力ムラは今回の事故で壊滅的に弱体化したか?というとそんなことは決してなくて、ほとぼりが冷めるのをじっと待っているというのが実情のように思います。津波地震は想定外であったとしても、こうした事故が起こることは想定内であったかのように、原子力関連の法案は事故が起こっても自分たちに都合よく処理できるように作られていたし、学校という情報統制機関をうまく使うことができるように経産省だけでなく文科省まで抑えていたことを事故のあと知らされました。原発安全ポスターコンクールなどを使った小学生からの洗脳はまだしも、事故が起きたときの放射線量の測定を、環境省ではなく文科省ですべて取り仕切るシステムになっていたことも驚きでした。
 ところで、今回の事故の原因が想定外の津波ではなかったとすると、それは原発の再稼動に大きな影響を与える恐れがあり、「原子力ムラ」はいま、それを非常に恐れているように思われます。報道ステーションに圧力をかけたのもその可能性があるのかもしれません。前号のオールドタイマー誌「自給知足」のページで紹介した「圧力容器のぜい化(中性子線によるぜい化で緊急停止時に急冷すると圧力容器が損壊してしてしまう可能性がある)」も、もしかしたらそのひとつと言えるかもしれません(というわけで山野さん、子供が自立しお金がかからなくなったからといって、自分から連載をやめさせてもらったというわけではありませんので念のため)。

 ちょうど今が、報道ステーションのきょうの放送時間中です……果たして、きょうの放送はどうなったのか? 残念ながらこの地ではテレビ朝日は映りません。古館伊知郎が元気な姿できょうもキャスターを務めていることを願っています。しかしそれにしても、きのうの古館伊知郎、ちょっとカッコ良かったなぁ。
 この地では報道ステーションは映らないので、私が知っている古館伊知郎は、歌番組の司会者でした。昔、原発を皮肉った「COVERS」というキヨシロウのアルバムがありました。その中に収録されていた「サマータイム・ブルース」が放送禁止になってしまったという事件?がありました。そしたら、キヨシロウによく似たボーカリストがいるタイマーズとか言うバンドが歌番組の生放送にでてきて、放送禁止用語をたくさん使い、原発批難のサマータイムブルースを放送禁止にしたFM東京を糾弾したということがありました。そう、そのときのその番組の進行役が、古館伊知郎でした。
 もしかしてあのときのアレは、すべて裏の台本どおりだった、というのはうがった見方かもしれませんが……、古館伊知郎、ちょっとカッコイイです。
 目に見えない放射能は多くの分断を生んでしまいました。生産者と消費者、親と子、被災された方たちとそうでなかった地域の人たち……、少なくとも、被災した多くの人があの原発事故さえなければ……と改めて思った今年の3月11日に、原発再稼動のため地元説得の先頭に立つ!」などと宣言したある国の首相とは雲泥の差。古館伊知郎、カッコイイです! みんなで応援しませんか?