完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


薪ストーブで安心して料理を楽しむために……。

 相変わらずのモノトーンの世界ですが、白い部分が少なくなって黒の割合がだいぶ多くなってきました。

 近所の方から、311以降に伐採された木(北佐久郡立科産)を燃やした薪ストーブの灰を測ってみたら値が高かった、との報告をいただきました(インスペクター+で1μSv/hオーバーだったとのこと)。
 さっそくJ408GMカウンターでも測定してみようと思ったのですが、灰はカリウムの含有量が多いので、GM管を使った測定器の場合、放射性核種を見分けることの出来ないので単体で測ってもあまり参考にはなりません。天然のカリウムカリウムを含んでいて、それからの放射線を拾ってしまい、測定値が福島由来のセシウムによるものなのか? それとも元々あった放射性カリウムによるものなのか? 見分けることが難しいのです。
 そこで、ちょっと探してみたら運がいいことに農機具小屋の片隅に、311以前に薪ストーブから採取した灰がドラム缶に密閉された状態で見つかりました。

↑薪ストーブを使い始めた最初の頃、写真の小さなドラム缶に灰を入れて保管していたのですが、こんなサイズのドラム缶ではすぐに一杯になってしまうことがわかり、灰入れを200リットルの大きなドラム缶に変更。そしてそのまま忘れ去られていたのです。だから中に入っている灰は原発事故以前、最低でも3年以上前の薪ストーブの灰です。
 311前の灰があれば、311後の灰と測定値を比較することで、GM管でどのくらいセシウムに汚染されてしまっているか?を知ることが出来るのではないか? またこうした同じ物質による311前との比較による検討であれば、密閉された同じ室内で同じ日に測定すればバックグラウンドからの放射線の影響もほぼ同じなので、鉛などで検体を遮断しなくても比較検討が出来るのではないか? という目論見もあります。ということでさっそく、測定装置を作ることにしました。
 このところコンビニに行っても100円ショップに行っても、目はパイプ状のものを探していました。そして今回採用することになったのは、CCレモンのペットボトル。

↑重ね合わせて使う都合上、表面に凸凹のない炭酸飲料系のペットボトルが適しています。丈夫なスムーズ系のペットボトルの代表はCCレモンで、似たものにキリンの大人のキリンレモンという商品があるのですが、そちらはCCレモン(サントリー)にくらべて剛性が劣る(側面ペット樹脂の厚みが薄い)のでCCレモンがオススメです。

↑炭酸系のペットボトルは底の部分が5角形の星状になっているのが特徴。その少し上のあたり、側面に比べて少し太くなっている部分で底の部分と本体とを分断し、底と口側にパイプを通す穴をあけます。

↑で、こんなものを作りたかったわけです。真ん中のパイプの中にJ408(チャイニーズソーセージなどとも呼ばれる1960年台に中国が本気で作ったぶっとい管で、BGが80cpmという高感度タイプのGM管)をセットします。その周囲に試料を入れて測定しようというものです。

↑パイプの口をふさぎ、こんな風にして灰を入れました。漏斗を作ってみたり、いろいろ試したけど、灰の場合は一度A4の封筒に移し、そこから注ぐのが一番いいみたいでした。

↑内部に灰を入れて、ペットボトルの底の部分を強引に押し込むと(底の部分はすぼんでいるので、ペットボトルの中の空間はほぼなくなります。その後、J408の両端にコードを接続し、ビニール袋(厚み0.08㎜)を巻き付けて絶縁した状態でパイプ(外径32mm)に通します。パイプは写真のステンレス製のほか、アルミ製、プラスチック樹脂製の三種類を用意しました。今回使用したJ408γは主にガンマー線を測定するGM管と言われていますが、少なからずベータ線も拾ってしまうようで、それの量を推量するためにパイプの種類を変えてみることにしました。ガンマー線はステンレスパイプでも貫通してしまうけどベータ線は遮断できるのではないか?という予想からです。

↑GM管の線をつなぎ代え、パソコンでArduinoを立ち上げ、そこにデータを記録していきます(手前のJ408γは未使用で、今回はパイプの中に入れた1本での測定です)。そしてそのデータをコピーして、オープンオフィス表計算ソフトに貼り付け、計算してもらいます。とりあえず、パイプを替えて1時間ずつ計測し、次にパイプをアルミに固定し灰の種類を変えて各3時間測定しています(そして今も測定中)。1月23日のブログに続く