きのうのブログの続きです。1月に入ってからの空間線量の数値を見ることができるようになりました。
空間線量に関しては、それほど大きな変化はないようです。
今回、問題となったベース資料はこれです。1月2日から3日の値に注目。
↑測定場所は、福島県原子力センター福島支所 福島市方木田
測定器は、ゲルマニウム半導体測定器(ガンマー線スペクトル解析法)
この件に関してメディアからのアプローチとしてはテレビ朝日の長野智子さんが文部科学省に対して取材をしてくれています。以下、長野さんのツイッターから。
『調べたのですが、その日の風向きなどの理由で、福一からではなく地上や施設に付着したのものが巻き上げられたものという回答です。ほんとか、って感じですが引き続き取材します。』
これに対して千葉のフォロワーの方から……。
『おかしいと思います。浦安地域ですが、いつでも強風です。現在、鉄筋8階の部屋でSOEKSで0.2〜0.3μ。実際より高い表示ですが、それでも高すぎ。いつも強風、鉄筋内でこの値―この事実から、風が原因ではない何かが原因……。』
風力と放射性物質の降下量の関係を表示したグラフも見つかりました。
↑右上の小さなグラフを見ると、必ずしも風力が高いときに放射性物質の降下量が多いということではないことが分かります。また、今回の降下量がずば抜けて多いこと、セシウム134と137との比率も他の時と異なっていることなども分かります。
関東一円で数値が上昇している……というデータの出所は謎ですが、千葉で1月2日に降下物が増えているというデータは見つかりました。この種のデータはリンク先がネット上から消えてしまうことがあるので念のため画像にして貼り付けておきます。
↑測定場所は日本分析センター千葉本部 千葉市稲毛区山王町とのことです。
今回のこの件に関して、福島在住の方のブログが素晴らしいです。データの出所である福島市の原子力センターに行かれて、実際に測定された方にお会いして取材されています。現地で計測方法を教えてもらい、計測された方に実際に会って感じたことを書かれています。ネットを通しての伝聞情報ではなく、実際に取材しての情報は強いなぁ、という印象も受けました。以下がブログのアドレスです。http://atom.fk-m.com/?eid=108