完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


ひとつのキャベツの苗から、何度かいただく方法

 以前、紹介したら意外と評判が良かったので、ぐうたら農という農法?のカテゴリーを作ることにしました。で、今回はキャベツの話です。
 普通、キャベツはひとつの苗からひとつしか収穫できません。でも、それではなんだかもったいない。キャベツを育てたことがあって、意外とぐうたらな人(残渣をすぐに片付けない人)はすでにご存知かもしれませんが、収穫後のキャベツの苗をそのまま放置しておくと、芽キャベツのようなキャベツの子供が切り口にたくさんできます。そしてこれはこれで、そのまま美味しくいただくことができます。

↑摘芯した子キャベツ。サッと茹でてマヨネーズ&醤油一滴、あるいはお味噌と共にちょっと焦がしていただくと、絶妙に美味しいです。
 でもそのときに全部の子キャベツを収穫しない、というのがぐうたらの奥義。ひとつだけ残しておきます。すると、これが結構、ちゃんとに大きくなって少し小ぶりの大玉キャベツとして収穫できるのです。いつか紹介したタラノメと同じ。子キャベツ全部に栄養をまわしてしまうと全滅してしまいがちですが、ひとつを残してそこに集中させると、その子はかなり大きくなります。少し残酷なようでもありますが、競争を廃すと、こんなにも素直に成長する……との見方もできるかもしれません。ぜひお試しください。

↑収穫後のキャベツを放置しておくと、子キャベツがいくつか産まれます。それをこんな感じで、外側の葉っぱが残っただけの状態で、ひとつだけ残し、残りの子キャベツは摘芯します。これがコツ。

↑これは今朝、収穫の際に撮影した上の写真と同じ株の写真です。子キャベツは、数日でもう、こんなに大きくなりました。
 キャベツの周囲でオオイヌノフグリに埋もれているのは、コスレタス(ロメインレタス)。自家消費用の場合は一度にそれほどたくさん必要なわけではないから、外側の葉っぱから順番にいただいていくと、抽苔(ちゅうだい=トウが立つこと)するまで、長く美味しくいただくことができます。
 アブラナ科は強剪定に耐えるので、切り戻し法が有効で、キク科のレタスは周囲の葉っぱからいただくのが正解のように思います。