屋根裏部屋の床貼り

 ジモリの体験学習4日目、天気が悪かったので、外仕事をあきらめ屋根裏部屋の床貼り作業を手伝ってもらいました。

 この家に住み始めてから14年がたつというのに、いまだに床の貼れていない部屋があったり、ドアの付いてない部屋があったり、お風呂はビニール張りだし、玄関も作業部屋も、食品庫も、納戸も……あーこうして改めて見直してみると、完成している部屋というのはほとんどないなぁ。完成したのは、トイレくらいかぁ……? あっ、トイレも換気扇がまだだった……。
■床板の張り方■

↑実(さね)の部分に釘を打つので、ガイドのために細いドリルで道穴を開けておきます。穴を開ける位置は、下地の構造用合板に打たれた釘を見ると、下地板のどの部分に根太が入っているかが予想できるので、それを参考にして根太に固定できるように位置を決めます。

↑床貼り用のスクリュー釘を斜めに打ち込みます。床用スクリュー釘は抜けにくく、頭の中央部分にくぼみがあるのが特徴です。

↑釘頭のくぼみにポンチを当て、釘の頭が木の中にめり込むように、ポンチ(釘締め)を当てて打ち込みます。ちょっと難しいのはこの作業ですが、でもだんだん慣れてきて釘抜きを使う回数も最後はだいぶ減ってきました。

↑完成すると、こんな感じ。床板の底面には木工用ボンドが点々と塗ってあります。ボンドを使ってしまうと解体時の再使用が難しくなってしまいますが、ボンドを使わないとウグイス貼りの床になってしまいます。

↑今回使用した床板は、節(ふし)ありタイプながらも精度が高く、施工はかなり楽だったのですが、板が変形していたりして板と板の間にスキマができてしまうような場合には、写真のような治具を作り、板と板の間に隙間ができないように、下地の合板に打ち込んだバールをこじって板と板を押し付けながら釘打ち作業を行います。こうした力技を使う際、抜けにくいスクリュー釘が力を発揮してくれるわけです。

↑屋根裏部屋なので端部は屋根の勾配がそのまま壁になっています。そのため、私のような体格のいい人(=デブ)が作業をするのは大変だったのでとても助かりました。

↑美しく貼りあがった床の上で、記念撮影。そしてこの日の夜、さっそく太哉はこの床の上でおやすみになりました。よく寝れたのだろうか?

 食べることだけでなく、家を作ること、あるいは薪作りや天ぷら廃油を燃料として使う工夫、それに太陽光発電などなど、その気になれば、ヒトが生活するうえで必要なことを、できる限りお金を使わず楽しむ、ということはある程度可能です。そうした暮らし方をしている人がこの地域には比較的多く暮らしている、ということを感じてもらえたらうれしいなぁ。