完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


雑木林のある幸せ「ウラナミアカシジミ」

 このところ山の天気はめまぐるしく変わっています。さっきまで晴れていたかと思うと、雨が音を立てて突然やってきて、通り過ぎると、またカッキリと晴れ。空気が澄んで、ガビチョウがさえずり、なんだか南の島のようだったり……。

↑トラクターを修理していたら、雨が通り過ぎて行きました。そしてその後には、きれいな虹が。写真だとうっすらとしか写っていませんが、かなりはっきり色のついた虹でした。最近なんだか虹を見る機会が増えているような気がします。
 梅雨の晴れ間の雑木林では、チョウたちが続々と羽化しています。少し前にはゴマダラチョウがエノキのこずえを舞いだし、きょう、初めて羽化したてのテングチョウとヒオドシチョウを見ました。

 写真はクヌギを食樹とするウラナミアカシジミ。きのうから飛び始めました。この種のゼフィルスはたとえクヌギの木があっても人の手が入っていない天然林には少なく、薪炭林として人が植栽し、管理しているクヌギやコナラに多く発生します。薪や刈り敷き用に強剪定した台木のひこばえを特に好むのです。人の農的な暮らしのリズムに、チョウがその生態を順応させている……原子力化石燃料によらない再生可能なエネルギーは人だけでなく、実は虫たちも切望しているのです。