つゆの晴れ間の八ヶ岳山麓、脱原発(散策)パレードが終わりました。とっても、のどかでした。そして、とても良かったです。なんともすがすがしくて、自然の強さや美しさに思いをはせ、なんだか都会でパレードやっていた人たちには申し訳ないくらいだったけど、気づいたこと、気づかされたことも多かった……行動するということの大切さを痛感しました。
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↑早朝は土砂降り。あー、こりゃ、太陽光発電はダメか? とちょっと心配になりましたが、天気はもちこたえ、電気もどうにか最後まで足りました! ありがたや。
↑家が林立する北杜市の銀座通りをパレードする参加者たち。八ヶ岳山麓の小さな田舎町だけど、こんなにたくさんの人が集まりました! やっほー。
なんと、甲府のパレードの倍以上(3倍ちかく?)の人出だったとか! 八ヶ岳のパレード終了後、午後の甲府パレードにもだいぶ人が流れていったんだけど、やっぱり気持ちのいいところを歩く方がいいよなぁ。
でも八ヶ岳でも残念ながら、信号待ちのクルマの人たちは、なんだかちょっと迷惑そう……なるべくこちらと目を合わせないようにしているようにも見えました。中には手を振ってくれる人もいるけど、走り抜けていくドライバーの中には露骨に不快な顔をする人も……。興味のない人、考えの違う人にデモを通して訴えるというのはとても難しくて、逆に反感を買ってしまうこともある……というようにも思えました。こんなことが起きているみたい、という感じで、それとなく、さりげなく、情報を流した方が効果があるかも?
結局、NHKの21時前の山梨ローカルニュース、震災3か月という日に、甲府の動物園のペンギン舎のリフォームの話題がトップニュースで、結局最後までひとことも報道してもらえませんでした。思いを持った人がこんなにもたくさん集まったのに残念! 視聴料払いたくなくなっちゃうよなぁ。
↑小さなお子さんもソーラーカートを引っ張るのを手伝ってくれました。ありがとう!
「山梨には原発ないのに、なんで?」という反応があることを知り、ちょっと驚きました。県境とか、国境とか、そんなものがないっていう世界のことを想像してごらん。パレードの中で、キヨシロウが歌っていました。
↑コースの後半は棚田の間の谷(やと)に沿った道を歩きました(電柱いらない)。新緑の雑木林に囲まれて、田んぼや畑が点在します。雲に隠れて南アルプスは見えなかったけど、先祖代々が培ってきた里山の景観は、思わず涙がこぼれそうになるほど美しかった……。「絶対に守らなければいけないもの」がある! ということを仲間と一緒に確認できたのが今回のパレードの収穫のひとつでした。「ボクらはひとりじゃない、(もしかしたらときには少数派かもしれないけれども、少なくとも)ひとりぼっちじゃない」それを確認できたこと、すごくよかったなぁ。
↑キノちゃんをはじめ、スタッフの皆さん、何度もミーティングを重ね、準備をしてくださって、ありがとうございました。
そうだいけない……「祝島を祝おう!」の第2回が、明日、6月12日にくじらぐも(山梨・明野)で行われます。詳しくはhttp://amba.to/lVmBphをご覧いただきたいのですが、「祝の島」の監督はなぶささんをお迎えしての「祝の島」の上映会でもあり、映画を観た後、監督をまじえたシェアリングも行われる予定です。どうぞお出かけください。ヨーロッパ公演旅行中だったKuriのおふたりも明日に合わせて戻ってきてくれているはず。公演旅行の話も聞けるかもしれません。各地でいろいろな思いが届けられ、(日本食パーティをやったり)素晴らしい公演旅行だったようですよ。
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