Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


6月の晴れ間に……

 雨があがりました。気温があがらず、相変わらず薪ストーブを焚いていますが、さくらんぼが色づいてきました。

↑念じています。手元が狂って、さくらんぼを落とすことを……犬は必死に念じています。落ちるとそそくさとやってきてガリガリ食べます。大好きなようなのですが、タネごとガリガリ食べてしまいます。大丈夫なのだろうか? そんな食べ方でもおいしいのだろうか? 
 何年か前にミステリーがありました。さくらんぼがなかなか赤くならず、美味しそうに色づくのを待っていたら、いつしかさくらんぼの季節が終わってしまった……という事件でした。タネあかしをすると、日の出とともに鳥たちがやってきて、色づいたさくらんぼだけ、食べていたのでした。カメムシさくらんぼが大好きです。かろうじて収穫した赤いさくらんぼはカメムシに汁を吸われたもので、色は赤いけど変形してしまっていて、鳥に見捨てられたさくらんぼなのでした。

↑そんなわけで、寝坊すけでのろまな人間用をこんな風にして確保することにしました。ネットは網戸用の網を使うと軽くて剛性があっていいみたいです。残らず全部、収穫しようとすると木全体にかける鳥よけの覆いが必要だったり、カメムシ退治の農薬が必要になってしまったりするけど、必要以上に収穫しようとしなければ、こんないい加減でいいわけです。


↑プラスチックのカバーを取ったら、サニーレタスも色づいてきました。外側の葉っぱから収穫して、少しずつ食べています。黄緑色だった株も色づきました。でも気温が上がり、いままでもっと赤かった路地のものの株も色が薄くなってきたから、赤く色づくのはやっぱり温度による要因が大きいように思われます。ただ、葉っぱが重なっていた部分は黄緑のままだったりするので、紫外線による影響もあるかもしれません。

↑ジャガイモは手前から、踏んでないもの、踏み固めたものを交互に配して違いが出るか実験してみました。なんとなく踏んだものの方が少し元気がいいかも? タネ芋は道正さんからいただいた連作自家採取品です。それでも病気もなくちゃんとに生育してくれています。

↑こちらは不耕起で地上部の草だけ刈って植えつけたもの。成長は遅いけど、これならコリアンダールッコラなどの香草にまみれてイノシシに気づかれずにすむかもしれません。右の白い花がコリアンダーで、左はルッコラ

↑最悪の場合のイノシシ対策、最後の砦。うまく土寄せしていくと、これひと株でも結構、収穫できます。ドラム缶を輪切りにしたもので、底は抜けています。足るを知る、足るを知る……呪文のように唱えるようにしています。

↑スミマセン、この写真はMLの連絡用。臼井さん、フタ付の防水シガソケット、こんな感じです。右の装置は昇圧が可能なDC-DCコンバーター。固定用の竹の洗濯バサミがいいでしょ!DCDCコンバーターを使うと、インバーターを通さずに(交流に変換せずに)ノートパソコンや音楽用のアンプが使えます。でも、最近のインバーターはかなり性能がいいらしいので、トランスで?昇圧するのとどちらが効率がいいか、実測してみたいと思っています。同じ負荷のとき(たとえば音量一定でアンプを使っているとき)バッテリーから流れている電流値を測定すればいいのだろうか?