超小型太陽光発電所はカートに載せ、移動可能なポータブルタイプを考えています。でもそのカートが、あまりにもボロボロなので簡単にレストアすることにしました。
バッテリーは意外と重いのでカートに載せておくと扱いやすいのですが、バッテリーをカートに載せるメリットは実はもうひとつあります。それはバッテリーを揺らすこと。希硫酸の濃度が上と下で違ってしまうことを防ぐ上でもカートに載せてときどき揺すってあげるのが有効だったりします。
↑塗装は助手が担当。(サボらないように)見張り番付きです。でも、ホントは見張り番の方が「ねぇ、早くボール遊びしようよぉ」と誘惑していました。
塗装が乾くまで、ちょっと時間ができました。そのスキにちょっと火遊びをします。
↑やっとどうにか材料が集まり、以前からこれを試してみたいと思っていたのでした。
↑マイナスドライバーをタガネの代わりに使ってキッカケをつくり、その後は金ノコの歯で一斗缶の側面をに丸い穴を切り抜きます。
↑で、組み立て組み立て。燃焼筒の断熱のため、筒と一斗缶の間には、薪ストーブの灰を入れます。灰だけだと熱が伝導しやすくなってしまうので、発泡材の代わりに消し炭の破片も混ぜてみました。空気は優秀な断熱材ですが、間隙(空間)が大きくなると対流が起こってしまいます。以前、ガレージ用に厚めの二重ガラスを自作したことがあったのですが、中で空気が対流し熱交換器になってしまいました。断熱のための空気層は対流が起こらない範囲のサイズであることが大切なようです。
↑本当はもうひとつ、一斗缶を重ねるのですが、とりあえず試し焚き。なかなか良く燃えます。
↑これがほぼ完成形。外からは火が見えないけど、これでもちゃんとに燃えています。ロケットストーブの特徴は、排気による引きが強いこと。そのため、焚き口に上向きに薪を立てかけても薪の下の方から順番に燃えてくれるのです。つまり、燃料の供給がオートマティック。しかもこの高さ、たって調理できるので案外使いやすそう。
↑こんなこともやってみました。が、逆流しがちでした。このあたり、奥が深そうです。チャンバーのように広げ、一度気圧を下げた後、もう一度、しぼらないといけないのだろうか? 排気が冷えてはいると思うのですが引きは悪くなってしまいました。
↑スキマに紙粘土を詰めてみたり、夢中になって覗き込んでいてまゆ毛を焦がしてみたり、いろいろやってます。
↑反対側をあけてみたら、焚き口が燃焼室になってしまい、滝口から外に炎があがってしまいました。
↑でも、このくらいの穴だと、ゴーと言って燃えたりします。焚き口と煙突との距離によってもだいぶ燃焼の仕方に違いがあるようです。まだまだいろいろ遊べそうです。
↓前髪も焦がしました……。耳を澄ませて聞いてください。ロケットほどではないけど、いちおう、ゴーゴー言ってます。