少し前にWVOの仲間から、電話がありました。大船渡からでした。WVOというのは「ウエスト ベジタブル オイル」の略です。天かすをとりのぞいただけのストレートの天ぷら廃油を燃料として、クルマを動かしている仲間たちがいます。被災地では、化石燃料が足りない、とのことなので、食堂や食品工場、スーパーの惣菜売り場、ホテル、レストランなどから燃料を調達することのできる「天ぷら廃油自動車」を急きょ、送り込むことになりました。二台で行って23日まで二台で活動し、一台を置いて帰ってくる計画です。
電話によると現地では24日までに身元が確認できないご遺体は、一括して荼毘にふすということが決まり、現在、急ピッチで身元の確認作業が行われているとのことでした。そうしたご遺族の方たちの足として、二台の天ぷら廃油自動車は大活躍してくれている、とのことでした。
また、現地からの連絡によると、被災地で必要とされているものは、刻一刻と変わっている、とのことでした。天ぷら廃油で世界一周をはたした山田周生さんが、ひと足早く被災地に入っていらしていて、ツイッターからリアルタイムの情報を流してくれています。
「周生さんのツイッター」
また、夜にはブログから詳しい情報や状況を発信してくれています。
「山田周生ブログ」
たいへんで、厳しい作業が続いていることと思います。
山田周生さん、そしてWVO車を運んで行ってくれたおふたり、
さらには現地で働いてくれているみなさん、
本当に、本当に、ありがとうございます。