Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


震災関121 天ぷら廃油自動車の活躍

 少し前にWVOの仲間から、電話がありました。大船渡からでした。WVOというのは「ウエスト ベジタブル オイル」の略です。天かすをとりのぞいただけのストレートの天ぷら廃油を燃料として、クルマを動かしている仲間たちがいます。被災地では、化石燃料が足りない、とのことなので、食堂や食品工場、スーパーの惣菜売り場、ホテル、レストランなどから燃料を調達することのできる「天ぷら廃油自動車」を急きょ、送り込むことになりました。二台で行って23日まで二台で活動し、一台を置いて帰ってくる計画です。
 電話によると現地では24日までに身元が確認できないご遺体は、一括して荼毘にふすということが決まり、現在、急ピッチで身元の確認作業が行われているとのことでした。そうしたご遺族の方たちの足として、二台の天ぷら廃油自動車は大活躍してくれている、とのことでした。
 また、現地からの連絡によると、被災地で必要とされているものは、刻一刻と変わっている、とのことでした。天ぷら廃油で世界一周をはたした山田周生さんが、ひと足早く被災地に入っていらしていて、ツイッターからリアルタイムの情報を流してくれています。
周生さんのツイッター

また、夜にはブログから詳しい情報や状況を発信してくれています。
山田周生ブログ

たいへんで、厳しい作業が続いていることと思います。
山田周生さん、そしてWVO車を運んで行ってくれたおふたり、
さらには現地で働いてくれているみなさん、
本当に、本当に、ありがとうございます。