10月25日のベレGの記事に粗大ゴミ収集&流用の先達である森田さんがコメントを寄せてくれたので懐かしくOT21号を取り出し眺めておりました。そこに足踏み式パーツウォッシャーという傑作が出ていたので、ここでも紹介させていただきます。
↓これが森田式パーツウォッシャー。部品洗浄器の下にはジュリ缶があって、そこにフットポンプでエアを送ります。すると、ジュリ缶内が正圧になって洗浄器のホースの先からジュリ缶内の洗浄液が出てくるという仕組み。電磁ポンプを使わない非電化の部品洗浄器なのです。
↓洗浄器の容器本体には、愛車であるスバル360の燃料タンクが使われています。
ところで、この手の部品洗浄器は便利なのですが、欠点もあります。洗浄液に灯油や有機溶剤などを使用すると、作業場全体が臭くなってしまうのです。そこで、洗浄液にWVOの秦さんお勧め「BDFを使う」というのはどうでしょうか? 私もBDFを部品の洗浄や防錆に使っていますが、手が臭くならず、汚れもかなり良く落ちて優秀なのです(植物油は全般に洗浄力や潤滑性能に優れいていて、BDFが手に入らない場合は、普通の天ぷら廃油でも結構汚れは落ちたりします。その後、よく拭き取るのがべとつかないポイント)。こうして植物油の廃油を使えば地球にも、そして人にも優しい、非電化の部品洗浄器になりそう……。
そうそう、今年は「手作りにこだわる」というのも、もうひとつのテーマにしたいと思っておりました。そう言えば、アシュラムの話も途中だった……。
↓これが地球に優しい森田ガレージの外観。手作りで、材料はほとんどが廃品、とても素敵なのです。