完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


買ってはいけない? 「ワンウェイバルブ」

 天ぷら廃油(WVO)のメーリングリストで、ワンウエイバルブはどうやって手に入れたらいいか? という質問があったので、私が以前作った「かなりインチキ臭いヤツ」をここで紹介させていただきます。

 必要な材料は、適当なホースエンド(タケノコジョイント)と適当な皿ネジ。今回はこれだけ。その他にも、パチンコ玉やベアリングの玉などで作る方法もあるように思います。

 で、ホースエンドのオネジの中に、適当な皿ネジを落とすだけ、ただそれだけです。これで下からは入るけれども、上からは流れないバルブが出来上がります。流体によって下から押される圧力が大きすぎると、皿ネジが燃料ホースの中に迷い込んでしまう可能性があるので一応、ストッパーをつけました(オネジの側面に小さな穴をあけ、そこに針金を通しただけ)。当初は、ナベネジで首下にOリングを入れたりもしましたが、天ぷら油の場合はゴムのOリングだと膨潤する恐れがあり、膨潤していても気が付きにくいところなので皿ネジに切り替えました。皿ネジだと当たり面が線接触なので、接触面の面圧が稼げるのでOリングなしでもシール性が高いのではないかと思っています。実際に実験してみたらうまく作動しました。
 これは立てて取り付けることで、普段は重力が皿ネジを押し付けシールしてくれるという寸法ですが、流体に押されるので必ずしも立てなくてもいいようです。また流体に押していないとき漏れないようにするには、ストッパーとの間に柔らかなコイルスプリングをかませる方法もあります。

 私の場合、それを上の写真のように組みました。皿ネジが置かれているエルボの下のホースエンド(タケノコジョイント)の部分にワンウェイバルブが仕込まれています。写真の左上のホースエンドは天ぷら廃油の燃料タンクと、右側の青いホースエンドは軽油の燃料タンクと接続されていて、赤いレバーを動かすことで、天ぷら廃油と軽油が切り替わります。そのまままっすぐ下にくだるラインが噴射ポンプへのラインで、その隣、ワンウエイバルブを介してエルボを通して戻ってくるのがリターンの配管です。当初、リターンをワンウエイバルブで戻しているのが原因でエンジンが不調なのではないかと思い、リターン用にも三方弁を取り付けたのですが、結局それでも改善せず、その後、機械式のフィードポンプの故障(ロッドの固着)が原因であることが判明しました。今度、配管関係をいじるときに、ワンウエイバルブ式に戻そうと思っています。

追伸:三方弁の左右になぜチーズが使われているのか? という問い合わせをいただきました。これは三方弁などをエンジンルームに固定するために使っています。つまり、チーズ(三方メネジ)の余ったポートには加工したプラグ(栓)をねじ込みます。そしてそこにねじ込むプラグ(栓)にドリルで穴をあけてタップを切り、ボルトがねじ込めるように細工します。この部分で三方弁をエンジンルームの側壁にしっかり固定しようというものです。この方法は私が考え出したのではなく、WVOのメンバーである和田さんと家門さんが森本さんのよきかな号を作った際、こうして配管を固定しているのを見て、真似させていただきました。なにげないことのようだけど、はじめに考え出したひとは素晴らしいと思うのです。