Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


ピンチ!……ひょっとして井戸枯れ?

今朝、起きたら、蛇口から水が出ませんでした。
井戸小屋に行くと、ポンプはうなりタービンは回っているのに水があがってきません。ジェットポンプなので呼び水を汲んできて、押し出し側のパイプに入れたのだけれど、やっぱりそれでも水はあがってきませんでした。
困った……。

電気コードを2本、井戸の中にたらし、テスターで抵抗を測ります。
コードを最後まで15mたらしても抵抗値に変化はありませんでした。
つまりコードを全部たらしてもコードの先端が水に接触しない、ということ。

下のグラフは2008年の7月、近くのジュース工場がこの近くに業務用の井戸を掘る際、周囲の井戸に影響がないか?ウチの井戸の水位を調査したときのグラフです。この頃の水位は5m前後を推移しています。

結局、その業務用の井戸は試掘のみで使わないことになったのですが、そのとき以来、水位が少しずつですが下がっていて気になっておりました。家の近くにはジュース工場とは別に、ミネラルウォーターの工場もあって、たくさんの井戸を掘っています。
きょうは、15mのコードを全部降ろしても水に届かなかった……ということは、2年で少なくとも10mも水位が下がってしまったことになります。
とりあえず、上水道に配管をつなぎかえ、急場をしのぐことにしました。滝のように汗をかき、そしてやっとさっき、生ぬるい水が出るようになりました。この忙しいのに、おかげで昼間の時間はまるまるつぶれてしまいました。仕事がひと段落するまでは、井戸はこのまま。田舎暮らしでは、突然、こうしたことが起こるのです。こうして、先送りされた雑事がどんどんたまっていきます。
まあ、仕方ないけど……、枯れてしまったんだとすると、困るなぁ。