完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


圃場・コンポスト2

ワイヤーメッシュコンポストもなかなかいいのですが、実際に農的な暮らしをしてみると、刈り草や残渣、それに野菜クズなどなど、生ゴミが大量にでます。そこでもう少し多めの量の有機物をある程度のスピードで処理できるコンポストを土手につくりました。
なぜ土手に作るのか? 土手に作ると、天地返しの際、ユンボが使えるのです。土手上にユンボを配し、バケットでひっくり返すと(たとえ発酵に失敗し腐敗発酵していてもオエッっとむせることもなく)堆肥の天地返しが簡単に、しかも楽しく行なうことができます。

また、この堆肥場は「生ゴミなどを投入中」「堆肥として熟成中」「用土として使用中」の三つに分けられていて、半年から1年のサイクルで場所を交代しています。

ユンボは大人のオモチャでもあります。「複動」と言ってふたつ以上の動きを同時に組み合わせてできるようになってくると、動きが人間の腕の動きのようにスムーズに動くようになってきて、さらに楽しくなります。娘の場合、ゲーム機が欲しいとは言いませんでしたが、ユンボで遊ぶ親を見ていて「やらせてくれ!」とせがまれました。

もうひとつ、オススメのコンポストに「畝(うね)の上にただ載せただけ」というのがあります。普通、草や生ゴミを畝に積み上げただけだと、雨水を吸って腐敗に傾きやすいのですが、写真のような道具を作ってあげるといい感じで堆肥化することが出来ます。気が向いたら草の上に米ぬかを振っています。堆肥をいちいち畝に運ばなくてすむし、夏は除草効果もあります。生い茂った草の上に刈り草を積み上げ、米ぬかをふっておくと、発酵して熱が出るので下敷きになった草は枯れてしまいます。これをどけるとミミズの糞がたくさんあって、そこにタネを蒔いたり苗を植えたりすると耕起や除草が不要。しかも自給用には波板一枚分くらいのタネまきスペースがちょうどよくて、これを基準にすると作りすぎも防げます。写真のものは鉄筋を使っていますが、曲がった木を見つけて作っても面白そう。これ、かなりのオススメです。