Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


パッシブソーラーハウス?


 昼間の太陽熱を床下のコンクリートに畜熱する構造になっています。この家を建て始めた頃はいまほどパッシブソーラーハウスは一般的ではなく、床のコンクリートをつや消しの黒に塗装してみたり、試行錯誤しながら太陽熱床下畜熱システムをつくりました(今はOMソーラーハウスなど規格品として市販されているパッシブソーラーもあるようです)。
 黒い屋根材で集めた太陽熱を、塩ビパイプと中間ダクトファンを使って床下のコンクリート層に畜熱するという、かなりいい加減な構造ですが、それでも案外効果はあるようです。食品庫の床下だけは味噌やしょうゆ蔵として、温度があがらないように断熱しているのですが、冬、はだしで食品庫に行くと居間からつながる床板なのに、飛び上がるほどに冷たいので、あー、(食品庫以外は)太陽熱畜熱が効いているのだなぁ、ということを実感することができます。