食
今年はじめて打った、ムキタケがありがたくも発生してくれました。 ムキタケは「山のフカヒレ」などとも言われています。名前の通り、表面の皮をむいてからいただくことが多く、皮を向いたあとの肉はゼラチン質で、独特の旨味もあり、まさに山のフカヒレ。⇧…
なんどか霜が降り、路地モノのパクチーが紅葉し始めました。 霜げてしまう前に、美味しくいただきたい……と思いパクチーをたくさん盛ったカレーを食べておきたいなぁ、などと思いながらパクチーを収穫していたところ、軽トラがやってきて、猟師の友だちがシカ…
一週間に一回だけだけど、食事当番がまわってきます。で、きょうのお昼がその日でした。前日、道の駅に売れ残り品の引き揚げに行ったついでに、明日のメニューを考えながら隣のスーパーで食材を物色。メニューを考えるのも、毎日三食だと、ホント大変だと思…
外はまだまだ八ヶ岳おろしが吹いていますが、温室の中では順調に、植物たちが育っています。指先ほどの小さな苗だったレタスもこの通り。でも、タネを蒔いたわけでもないのに、その周囲には雑草たちも目立ち始めました。 ⇧ところで、今回の主役はこのレタス…
窓の外、ちょうど目につくところにカエデの木があるのですが、2月の新月を過ぎる頃、カエデの幹を叩きにアオゲラがやってきます。そしてその穴から樹液が流れ出し、その樹液を吸いにメジロがやってきます。 人もそのオコボレを頂戴しちょこっと舐めさせても…
氷点下の朝が続いています。周囲に緑色のものはほとんどなくなり、畑も林も、真っ茶色。そんな中、壷田和宏さんの土鍋で、ヨンパチをコトコトと55分。 すぐに見つかると思ったナズナがなかなか見つからず、寒い中、ちょっと苦労したけど、その分、体に沁みわ…
草木も凍る冬枯れの白州にはるばる沖縄から、小包が届いたのでした。大好きな友人からの贈りもので、中には南国のくだものたちが! 中でも珍しかったのはローゼルという植物の実。 ↑手前の赤い実がローゼルです(奥は芽が出たハヤトウリ)。オクラのような花が…
きのう、やっと田んぼにワラをまくことができて、これで田んぼ仕事はひと区切りがつきました。 書きたいことはたくさんあるのに、それ以上にやりたいことがたくさんあって、二か月近くもブログの更新が滞ってしまいました。もしも、楽しみにして見に来てくれ…
このところ……、食べてしまうのがなんだか申しわけないような、美しい自然の恵みをいただいています。あまり手をかけてあげていないのに、こんなに美しい恵みをいただけるなんて……ありがたい。 ↑いい加減でテキトーなぐーたら無農薬栽培なので、桃太郎のよう…
いまごろになってやっと、ジャガイモ掘りをしています。 春先、ジャガイモのウネに生ゴミ堆肥を施したのですが、そこからカボチャがたくさん発芽してしまい、その後、立派なカボチャが実りだしたので、ジャガイモ掘りができなくなってしまっていたのでした。…
サクラ、モモ、ユスラウメ、アーモンド、花々が咲き乱れ、春爛漫。本来はいまがシカの最も少ない時期なのですが、このところ、夜、外にでると、毎晩のようにシカの群れを見ます。 複合したさまざまな原因によるものだと思われるのですが、いまこの地域では猛…
生きものたちは気候を予知する能力を持っているのでしょうか? 雨が降ってもなかなか発生しなかったシイタケが、ここに来て我が家でもたくさん出てきました。 さすがにもう、雪は降らないだろう、と見切ったのでしょうか? Facebook上でも、いろいろなひとか…
交通事故に合い、亡くなってしまった、というタヌキのお肉をいただきました。とてもていねいに解体されていて、生の状態で肉の臭いをかぐ分には少なくともほとんど臭いはない良質なお肉です。 これまで、クマ、イノシシ、シカ、アナグマ、などのお肉はいただ…
臭いをお届けできないのがなんとも残念。周囲にはしんしんと雪が降りしきる中、ちょっと甘くて香ばしいお醤油のいい匂いがガレージに充満したのでした。 ↑昨年春に仕込んだ大豆と小麦が、夏を越え、コウジカビによって醸され、「もろみ」に変身してくれてい…
かつて我が家は森の中の一軒家だったのでした。林を少し開墾し、自給用の野菜をそこで作っていたのでした。ところがある時、家の周囲で圃場整備という開発工事がはじまり、それによってウチの東側と南側の林は皆伐されてしまったのでした。 その上ここに「モ…
畑に霜がおりました。 にもかかわらず、なぜかウチの畑にはまだブルーベリーがなっています。数は少ないのだけれど完熟ブルーベリーが凍って溶けて、木成りの干しブルーベリーになっていたり……、これがまたなんとも言えない美味しさだったりします。 この季…
このところ、ブランチの定番となりつつあるのが、採りたて野菜たっぷりの「豪華(?)納豆メシ」。少食&時間の節約を兼ねて、朝食を食べずに少し早めにお昼にするということが最近多くなっています(自給的な暮らしは効率が悪いので何をするにも時間がかかりま…
満面の笑みで自流クンが食べてるこのおせんべいのようなもの、さて、コレなんでしょう? 正解はクルミせんべい? 搾油機でクルミを絞ったあとのカスなのです。でもこれ、お塩やお醤油をちょこっと垂らし、味を加えて食べるとこれはこれで結構美味しかったり…
↑定番、栗鹿の子。今年も、親指の爪が痛くなるほど栗が落ちてきたのでした。ありがたや。 ↑安いアイスだけど、アイスに栗の甘煮、クッキー、それにほおずき、がとても合います。白州では、栗の実が落ちる頃、ようやく食用ほおずきの実が熟します。…… この先…
雨のおかげか畑では、ゴーヤとコリアンダーが豊作です。チャンプルはちょっと食傷気味で、ゴーヤの美味しい食べ方、他になにかないかなぁと思っていたところ、キューピー3分クッキングで香取薫さんがゴーヤのスパイス焼き(カレーラーバジェ)を紹介していまし…
3か月ぶりに、娘がインドから帰ってきました。 そして、なにやら怪しげなトランク……表面は、布や衣類。しかし奥のほうはなんだか独特の臭い。スパイスだとか、漬物だとか、乾物なんかが入っていました。最後の一ヶ月は学校のあるゴアから離れ、南インドを旅…
今年も諏訪養護学校の高校生たちがとびっきりの笑顔と共に、遠足に来てくれました。麦畑を見学しライ麦の茎でストローを作ったり、太陽光で発電した電気で玄麦を製粉したり、天ぷら廃油ジープの排気ガスの臭いをかいだり……好奇心旺盛な子が多くいろんなこと…
ルソン島の北東部にはイロカノ族と呼ばれるひとたちが住んでいて、イロカノは塩辛なしでは生きていけない、と言われるくらいに魚系の発酵食を好むのだそうです。日本を含め東南アジアにはさまざまな魚醤がありますが、塩辛好きのイロカノにもパティス(Patis)…
このところなんだか毎年この時期になると、いつも同じことを調べている気がします。そんなわけで備忘録。春の七草のひとつ、ホトケノザのことです。 七草粥が始まった平安や室町の頃のホトケノザは、現代和名のコオニタビラコ(葉がクレソンに似てるけどキク…
朝起きると外は一面真っ白に霜が降りていました。あわてて、寒さに弱い植物たちの鉢上げをしました。写真はレモングラス。ススキのような大株になっていたので、周囲の茎を外し、小さくしてから鉢上げしました。そして、かねてから作ってみたかったレモング…
前回は栗のイガを燃やし、オキを作ってそれで料理を行う方法を紹介しました。なかなかいいのですが、欠点もあって、火持ちがあまり良くなくて途中で火力が足りなくなり、木炭を足したりしていました。栗のイガを途中でくべると、炎が立ってしまって、それで…
今朝の最低気温は5度。気温がさがり、畑ではアブラナ科の植物たちが元気になってきました。この季節、モンシロチョウやナガメが少なくなり、無農薬でも虫食いの少ない美味しいアブラナができるのです。 写真は今朝の朝食。メインはムラサキキャベツのベーコ…
今年の新作「栗虫ようかん」じゃなかった「栗蒸しようかん」。でも、きょう稲刈りを手伝ってくれた高校生のかわいい女の子は、クリシギゾウムシの幼虫(うじ虫)を見つけたので「これ、食べれるんだよ」と言ったら「ぜひ食べてみたい」と驚くくらいに好奇心旺…
大雨で、家の基礎の下に水がまわってしまい、それが土間のコンクリートの上にしみ出してきてしまいました。仕方がないので、雨の中、外に出て、建物の周囲に水が流れ込んでこないように排水路を掘ってきました。なんだか雨のキャンプサイトみたいな状況です…
肌を焦がすような強烈な陽射しも衰えだし、いまはまさに、キャンプに絶好の季節。今度の週末も連休で、白州や武川、それに釜無の上流あたりでキャンプをされる方が多そうです。私たちも若い頃はこのあたりの沢沿いで、テントを張ったりしていました。 ところ…