アカボシゴマダラとツマグロヒョウモン

出荷している野菜に虫食いが多いためか、口の悪い人からは「虫食い農園」、などとも呼ばれていたりもするようですが、わが家の正しい屋号は「虫草農園」です(いちおう、確認)。で、虫草農園では殺虫剤はもちろん除草剤や殺菌剤などの農薬を使っていないので…

虫刺されの季節 一番オススメの方法は?

スベリヒユが虫刺されに効く、という記事を最近、目にしました。スベリヒユなら簡単に見つかるので、手軽でいいですね。今度試してみようと思います。虫刺されなどに効く消炎作用のある(と言われている)野草は、この他に、ヨモギ、オオバコ、ドクダミ、カキ…

キアシドクガとアゲハモドキ

つい先日まで、ミズキのある林に入ると、カサコソ、カサコソ、風もないのに絶え間なくかすかな音が聞こえていたのでした。これらはミズキを食樹とするとキアシドクガという蛾の幼虫が、木の上から落とした糞が林床の草や地面に当たる音。とにかく今年は猛烈…

田んぼを飛ぶ宝石たち キイトトンボ

きょう、田んぼに水見に行ったら、草の間を黄色いヒモが飛んでいました。 生まれて初めて見つけたキイトトンボでした。 しかも胸のあたりが黄緑色に成熟したオス。 美しい!!! そして、この田んぼには、モートンもいます。 殺虫剤や除草剤を使わないことで…

イモムシの安田っち in 北杜市

きょうは6月4日、「虫の日」です。 この日を記念して、あのイモムシハンドブックの著者、安田っち、こと安田守さんが、北杜市のオオムラサキセンターで観察会&講演会を行ってくれました。安田さんは、自由の森学園の元教員。ゲッチョのあとの骨部屋の主で…

害虫駆除、という名目の昆虫観察

娘に手伝ってもらいながら、薪&農機具置き場を作っています。 それと並行して、このところは草の成長が早く、草刈り、耕転、収穫と農作業も佳境に入り、体はクタクタ。 で、農作業&大工仕事の休憩がてら、気分転換を兼ねてリンゴの木の害虫駆除を行ってい…

動的平衡たちの夏

今年もルリボシカミキリが姿を見せてくれました。それまで悩んでいたあらゆることを一瞬にして忘れ、周囲の時間を止めてくれるくらいに美しいブルー。この青を見るたびに、ちょっと悔しいのだけれど福岡伸一のことを思い出します。 「生きものが、物理の法則…

シロヒトリとキアシドクガ

いまの季節、このあたりの雑木林では、モンシロチョウに似た白い蛾の乱舞が見られます。ゼフィルスなどと違って、晴れた日の昼間からミズキの木を中心に、こずえの比較的高いところを乱れ飛んでいるのでいるのですが、この蛾のことをこれまでずーっと、シロ…

美味しいアスパラを、虫ではなく、ヒトが食べる方法

いまがアスパラガスの一番美味しい季節! にもかかわらず、ウチの畑ではここ数年、ジュウシホシ・クビナガ・ハムシが大量発生していて、虫に一番美味しいところを持っていかれてしまっています。 そこで、対策をいくつか考えてみました(ただし我家の場合、農…

図鑑でしか見たことのなかった虫に会える幸せ

いま、林の中には、サングラスをかけた透明人間がたくさんいます。 どうも、サングラスに見えてしまうのだけれど、和名はヌスビトハギ。忍び足で歩いたヌスビトが畳の上に残していった足あとにこのタネの形が似ていることから命名されたとのこと。表面には粘…

害虫と益虫、生物由来と化学物質

ありがたいことに今年も、畑の近くの薪棚でコガタスズメバチの女王が巣作りをはじめてくれました。 我が家は無農薬栽培なので、農薬の代わりに竹で作ったピンセットが各所に置いてあります。畑でアオムシを見つけるたびにこれでつまみ「戻ってこないでね」と…

クマバチの季節

今年は例年になくリンゴの花がたくさん咲きました、でも残念ながら、ミツバチの姿は少ない……ただ、クマバチの姿は例年よりも多いように思います。 残雪の残る八ヶ岳をバックに、置きピンして待っていたら、ちょうどそこに入ってきてくれました。 いい巣材(ち…

セミの羽根のマスク?

セミやトンボの羽根をナノスケールで観察すると細かな突起が無数にあって、それに触ると菌類は死んでしまうというニュースがオーストラリアから届きました。 以下AFPBB Newsより転載 「豪スウィンバーン工科大学の研究チームは、人間にも感染し、抗生物質へ…

ひと足早い? 煙突からのお客さま

まだ11月だというのに、煙突からお客さんがいらっしゃいました。しかも女王さま。 今年は急に寒くなってしまったので、虫たちも少し混乱しているのかもしれません。しかしそれにしても、まるでプラスチックのオモチャような大きさ。さすがはオオスズメの女王…

最近食べて美味しかったもの……

↑定番、栗鹿の子。今年も、親指の爪が痛くなるほど栗が落ちてきたのでした。ありがたや。 ↑安いアイスだけど、アイスに栗の甘煮、クッキー、それにほおずき、がとても合います。白州では、栗の実が落ちる頃、ようやく食用ほおずきの実が熟します。…… この先…

葛西にも、アカシジミが棲息できる環境があるなんて……。

山の中に住んでいると、自然の造形というのはどうしてこんなに美しいのだろう? と驚かされることがあります。 アカシジミもそのうちのひとつ。この地に移り住んでこの蝶をはじめてみたとき、「どうしてこんなに美しい蝶が生まれてしまうのだろう?」と思い…

ハラビロトンボの青

時間の流れは速い……、田んぼに草取りに行ったら、ハラビロトンボのオスがすでに成熟色になっていました。「ルリボシカミキリの青」も美しいけど、ハラビロの青も暑い夏の日の記憶と共に忘れられない色だったりします。 お腹のブルーもなんともいえない美しさ…

くう、ねる、にわくそ、の、その後

この先に、動物の糞やそれに引き寄せられた美しい虫の写真、など、があります。注意して閲覧ください。 ・ 一応、警告しましたからね……。 ・ はてさて、「くう・ねる・にわくそ」のその後です。 結局、最近は「ポータブルトイレ」も「お尻を洗うお湯」も持っ…

アシナガバチの巣の引越し

どちらかというとアシナガバチは「せっかち」です。いや、クマバチもだいぶ前からテリトリー飛行を始めているから、たんにスズメバチが「ネボスケ」なだけか? 薪として燃やされることもなく、朽木の中でどうにか無事、越冬を終えたアシナガバチの女王たちが…

春のテントウムシの日

なかなかうまくいかないものです……。 秋にテントウムシハウスを作ってあげたのだけれど、結局そちらには一頭もテントウムシは入ってくれませんでした。 一方、どこに隠れていたのか、きょう、屋根裏部屋に行ったら部屋の中にウジャウジャとテントウムシが。…

テントウムシの日

雨があがり、空気が澄んで、なんだかこんなところに暮らしているのが、申し訳なく思えるくらいに美しい……そんな秋の日、山の中の一軒家に彼女たちは集まってきます。 昆虫は変温動物なので成虫で越冬する虫たちにとって、これから訪れる冬は過酷で厳しいもの…

ぐうたら農園の殺虫材!? 毛虫と、どうお付き合いしていくか?

今年、もしくは来年はマイマイガとコメツキムシの大発生の年になりそうです。 ある年、虫が大発生すると何かの前兆現象でもあるかのように異常なこととして騒がれがちですが、でもこれはとても正常なこと。17年ゼミが17年ごとに大発生を繰り返したり、セミの…

オオムラサキの幼虫って、実はとってもチャーミング!

この冬、虫草農園のシンボルツリーであるエノキを剪定しました。そこで暮らしている虫たちの命の連鎖を断ち切らないように……と思いながらもかなり強めに剪定しました。とはいえ、春一番の芽吹きが遅くなってしまわないように、と、枝先を残して剪定したので…

世界に誇れるこんな首相のいる国に暮らしたい……

生態系ピラミッドの頂点に立つといわれるスズメバチですが、でも、スズメバチにもスズメバチネジレバネという寄生虫がいます。そしてこのネジレバネという寄生虫、とても不思議な能力をもっているのです。宿主から栄養をもらうだけでなく、宿主の性格を変え…

オオムラサキのためのエノキの枝の剪定方法

新月になる前に、エノキもかなり強めに剪定しました。新月の頃は、養分が根っこの方に移動しているので、その頃だったら地上部を強剪定しても木の負担が少ない、といわれています。植物は新月や満月のときの月による引力の変化がどうも感じとれているみたい…

新月伐採とひこばえ、シロスジカミキリの成虫越冬

今月は22日の朝が新月でした。2月の新月を逃すと次は3月。3月になると落葉樹は根から水をあげ始めると言われています。そんなわけで、22日の新月までにこの冬、伐採しようと思っていた木をできるだけ伐りました。 ↑直径約20cm。10年前に苗木を植えたクヌギが…

黒豆と空五倍子色

丹波篠山の黒豆作りの名手「くまたく」さんから「黒豆、おいしそうに炊けてますね」と褒められ、とてもうれしい、とのことです。さとみさんからの伝言でした。「でも、もう少し食べものらしく写して欲しい……」とのことなので、写真撮りなおしました。 ↑でも…

秋の日、秋の虫

1年に1、2回、朝、目を覚まして窓をあけた瞬間、「あー、きょうは秋だなぁ」という日があります。そしてきょうがその日でした。 雨が空気中のチリを洗い落とし、空気は澄んで南の島のような抜けの良さ! なかなか思うように仕事が進まず、本当は外に出て秋…

音楽が好きなハチのこと

シャロムのToshiさん、コメントありがとうございました。なんだかこのところ、竹風鈴、人気です。 ↑キュウリもヒゲを伸ばし、どうにかして巻きつこうと必死です。 ところで、きのうの富永さんのお話では、ハチは一般に、音(振動)が嫌いで、巣の近くで振動を…

ハチにハートを刺された男・富永朝和さんのお話

いま、家中が甘い香りに包まれています。きょうは原村で富永朝和さんによるニホンミツバチの講演会があり、参加させていただきました。富永さんは、小学校のとき「ハチ追い」に参加されたことがきっかけで、以来64年間、ハチ一筋の人生を送ってきた、とのこ…