Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


レストアと修理

ヘッドライトカバー磨き(前照灯の光量アップ) ユーザー車検のための整備

ユーザー車検の不合格項目で意外と多いのが「前照灯」。光軸が狂ってしまっていることと共に、光量不足というケースもあります。最近のクルマはヘッドライト(のカバー)がプラスチック製なので、時間の経過とともに曇ってきてしまい、ヘッドライトの光量が落…

脱兎SUNトラックとテスラの電動トラック

昔、CARBOYというちょっと変わった自動車雑誌の編集を手伝わせてもらっていたことがありました。その頃、近くに白鳥クンというセンスのいい素人チューナーが住んでいて、家が近くだったこともあり、ページに困るとよく面白DIYネタなどを取材させてもらっ…

トラクター・ロータリー(ヤンマーRS1300)のオイル漏れ修理(オイルシールとベアリングの交換)の備忘録

ヤンマートラクターYM1700に付いているロータリーRS1300のオイルシールとベアリングを交換したのでその備忘録です。 オイルシールやベアリングの交換だけであれば、それほど大変な作業ではなく、正味の作業時間は1~3時間ほどではないかと思います。が、…

アイミーブi-MiEV、駆動用バッテリーの交換・その3「駆動用バッテリーの分解」

アイミーブ突然死・駆動用バッテリーの交換・その2「部品取り車からバッテリーを降ろす」からの続きです。 こんなことはあんまり書きたくないことなんだけど面倒臭い世の中になってしまったので書いておきます。アイミーブの駆動用電池は電圧330V、しかも…

わら切りカッター(藁切り機)の修理と整備(気がついたことがあったらその都度、更新のこと)

2021年11月8日の午後、藁切り機の修理が終わり、周囲の田んぼから遅れに遅れながらも、やっとワラ切りができました(周囲はコンバインなので、稲刈りと同時に藁切りも終わり、すでにどこも耕転済み)。 でも、前回のオイル交換日は11月17日と書かれていたので…

ホンダZのヘッドライト修理

壊れたのだったら、ずーっと壊れたままでいてくれるといいのですが、ひとりでに直ってしまったりする、というのが案外、困るのです。ホンダZのヘッドライト、なぜかたまに、消えてしまうのでした。国道はまだしも田舎道には街灯なんてないから、単独で走っ…

煙突ボックスの補修2

補修工事の途中で煙突が崩壊し、下敷きになって死んでしまったのではないか? と心配している人もいるかも知れないので「煙突ボックス補修1」の続きを紹介します。まだ、どうにか生きてます。 ⇧なんだかブカブカする、ということで表面のサイディングを剥が…

外国製の蛇口のいい加減修理と洗面台

「いつの日か家を建てることがあったら、この蛇口を使おう!」と決めていた、お気に入りのデザインの蛇口があったのでした。約20年前、念願叶い、家を建てることになり、その蛇口を使って洗面台を製作。 ところがその蛇口がこのところ不調で、水が止まらなく…

耕運機の爪を幸運爪に交換。

「ここまで使い込んだ耕耘爪、初めて見たよ!」と近所の農家の方から呆れられるほどに摩耗し、チビてしまったトラクターの耕耘爪の交換作業をしました。その備忘録です。 はてさて、これ(下の写真)が問題の耕耘爪。黒くて少し曲がった「ネクタイ」のような形…

ATFの交換&オイルパンの清掃で、はたしてオートマの滑りは治るのだろうか?

天ぷら廃油ジープは車検切れ(商用車なので毎年車検なのです)。 ハイブリッド?軽トラは二人乗り。 ということで、家族3人以上で移動する際の頼みの綱が、セレナ(1994年式)……、 だったのですが、このところエンジンは調子いいのにオートマが不調で、アクセル…

満身創痍の脱穀機(ハーベスタ)の整備と鈑金

今年も稲がたわわにタネをつけてくれる季節を迎えることができました。ああ、ありがたい。 数日前のことですが、ハサガケしたお米の乾燥具合を測ってみたら、天日干しをしたのは前日だというのに、日当たりのいいとこはもうすでに15%台。美味しいお米を収穫…

灯油ボイラー(TOTO・RPE46KDS)修理の備忘録

先日、設備屋さんがいらしてくれて、壊れていたボイラーを修理(分解清掃)してくださいました。 次回からはひとりでできるように、備忘録を残しておこうと思います。 ボイラーは家の北側、かなり冷える場所にセットされています。半年以上前から不調で、晴れ…

最近のインパクトとタイヤ交換の進化

我が家はきょう、ようやく冬タイヤにタイヤ交換。ついでにオイル交換などもしました。 この地に引っ越してきてからというのも、毎年二回(毎回平均3〜4台の)クルマのタイヤ交換を20年間やってきたのだけれど、考えてみるといろいろ変わりました。 当初は十…

ユンボの修理・外れたキャタピラのちょっと画期的な直し方。

雨が上がり、空気が澄み切って、きょうも素晴らしくいい天気。 七里岩に当たってハネ返ってくるオートバイの排気音がいつになくにぎやかで、ヤンチャな若者はいまだに健在なんだなぁ、などと思っていたら、世間は知らぬ間にゴールデンウイークに突入していた…

ユンボの修理(油圧シリンダーのパッキン&シール交換)の備忘録

考えてみると……、このところのブログは、うまくいったことを選んで紹介する、という傾向に陥っていたように思います。でも自給的な暮らしの実際は、いつもうまくいくことばかりではなくて、けっこう失敗も多くて、ときには失敗の連続だった、なんてこともあ…

昭和90年9月26日「ユルクラ」に行ってきました。

ほーんとに久しぶりに、サーキットに行ってきました。しかも鬼門のスポーツランド山梨。ここは苦い思い出の場所なのです。 その昔、CARBOYという雑誌を手伝わせてもらっていたときに、空き地に打ち捨てられている360ccの軽自動車を修理してレースをしよう!…

どうにかワイパー、動きました!

どうやってもワイパーが動いてくれず、これはもう、明日の車検はダメか? キャンセルの電話をしないとなぁ、などと思っていたのですが、どうにかギリギリでワイパーが動いてくれました。 嵐の中、林の中の部品取り車からワイパーモーターを外してきたのです…

7日の車検、はたして間に合うのだろうか? またまたギリギリになって焦っています。

前号で、次回はいよいよ車検を取ります!などと宣言なんかしてしまったものだから、雑誌は26日発売だというのに今頃になって焦っています。 なぜか再びエンジンがかからなくなってしまったので、保管場所から作業場までジムニーで牽引。このときは娘が外出中…

みんなでやれば重整備も楽し?

J30クラブのメンバーを中心に集まっていただき、先日、J36ジープ天ぷら廃油号のエンジン乗せ換えを行ないました。ありがとうございました。 機能性に優れていてジープやるなぁ、と思ったのは、その整備性の良さ。エンジンを載せ替えるにあったって、インナ…

藁葺き壁の車庫

遅れに遅れていたライ麦の刈り取り&ハサ掛けがやっと終わりました。 そして期せずして、出現したのが藁葺き壁?の車庫。 これまでは吹きさらしの掘っ建て車庫だったのですが、これだったら吹き降りでもバイクやクルマが濡れることもなさそう。 調湿効果もあ…

波瀾万丈……天ぷら廃油ジープのその後。

新品のガスケットだからと、安心して液ガスを塗らずに組んだら、排気がジャジャ漏れでガレージ内で発煙筒を焚いたようになってしまったり……、 ↑写真は、半日がかりで組んだエキゾーストのフロントパイプを再び外し、ガスケットに排気用高温型液体ガスケット…

J36・エンジン換装

手伝ってくださった皆さん、ありがとうございました。 (手伝ってくれた、というよりも主体になってどんどん作業をしてくれて、助けてくれたみなさん、ありがとうございました!) ビールの空き缶を開いて、排気管用のガスケットを作ったりしながら、作業の続…

小口さん、山本さん、ありがとうございます! ついに動き出しました!

化石燃料を使わない実用車、ということで娘がかねてから欲しがっていたディーゼルテーラー。地元集落の山本さんから連結するトレーラーをいただき、そしてOT読者の小口さんから、ディーゼルティラー(耕うん機)をいただき、ついに動き始めました! ロータリー…

ユンボの鉄キャタがはずれた……(ワイヤーを使った修復法)。

気温が上がったので落雪や雪崩の危険性がでてきました。きのうまでは一面真っ白だったフォッサマグナの断崖も、各所で地面ぎわからの全層雪崩。このすぐ近くに主要幹線であるループ橋があって、台下から台上にあがる道はどこも、雪崩の危険が高くなっている…

電気ドリルに砥石を付け、自分でボーリングしたG7エンジンに、やっと火が灯りました。

まだ首もすわっていない赤ん坊を屋根のないオンボロ車に載せるのは忍びない……との理由で手に入れたクルマがやっと動き出しました。手に入れた当事はまだ首もすわっていなかった娘が運転。この日のためにダブルクラッチを(軽トラで)練習していたのだそうです…

イギンファリーナ?プロディースによる410ブルの飼い主募集のお知らせ

セルフビルダーのためのムック、ガレージビルダー2で紹介させていただいたイギオヤジ(ミュージシャンであるKURIのMihoさんのお父様でもあります)。もうすぐ、90歳になるそうです。 でも、相変わらず創作活動を継続中で、最近はさまざまなバリエーションの風…

乗用草刈機(ジョンディアL100)の刈り刃交換

乗用草刈機の刈り刃を交換しました。半年前に刃をはずして研ぎなおしたとき、似たような作業をやって、そしていろいろ失敗したのにそれをすっかり忘れていて、同じ失敗を再びやって、やっと、あー、そういえば……と思い出すというテイタラク。そんなわけで、…

あの丸いテールランプが、灯った。

首の据わっていない赤ん坊を激しく雨漏りのする(1963年製の)スポーツカーに乗せて連れまわすのはあまりに可愛そう……ということで手に入れたのが、屋根があって、ドアも4枚もついているこのクルマでした。 ということでこのクルマを手に入れ修理をはじめてか…

外れたユンボのキャタピラの修理(履帯のピンを抜かない方法)

カーブを曲がっていたら、なんとんくいやな音がしたなぁ、と思ったら、ユンボ(バックフォー)の覆帯(キャタビラ=クローラー)がはずれてしまい、圃場の真ん中で動けなくなってしまいました。前にも同じ症状で修理したのですが、今回はキャタピラのピンを外さず…

ユンボの油圧シリンダー修理と徴兵制……。

きのうの修理の続き、次はユンボです。 点滴装置を取り付けた結果、エンジンは快調になり、これなら作業もはかどる……と思っていた矢先、油圧シリンダーから作動油が噴水のように噴出してしまっていたのでした。 さて、どうしよう? 一番手っ取り早く、スマー…